子どもに勉強しなさい!と言わずに勉強させるには…?

学習法・学習指導

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター寺田です。 

ママ
子どもに勉強しなさいって言っても、全然言うこと聞かないんですよね…

ママ
どうしたら、家でも勉強するようになる?

 
そんな悩みをお持ちのお父様、お母様は、
とっても多いかと思います。
 
 
10月に入ってチラシを撒いたこともあって、
面談、体験指導が何件か続きました。

保護者
家で全然勉強しないんですよ。本も読まないし…どうしたらいいんでしょう?

 
基本的には、そういうご相談です。
そういう人が来るようにチラシを作っているわけですが…。
 
ここで大切なことは
子どもだって、最初から
勉強しなくていいと思っているわけではない

ということを理解することですね。
 
でも、いろいろな要因が重なって、
できなくなっているわけです。

子どもが勉強しなくなる原因は?

子どもが勉強から離れていく要因には、
いろいろあるわけですが、代表的なところでいうと…

  • 【1】やってもできないと感じる。【有能感、自己効力感の欠如】
  • 【2】勉強をして何の役に立つのか分からない。【課題価値の喪失】
  • 【3】家庭に子どもの勉強を応援する空気がない。【良好な環境の欠如】

ということが挙げられます。
 
これを親がなんとかしようとすると、
ついつい口やかましくなってしまいますので、
すでに「勉強しない」ことが常態化しているのなら、
もう「誰か他の人」の力を借りるのがベストです。

「勉強が何の役に立つの?」問題

過去にも何度か記事で書いてことがありますが、
この問題ってのは、よくあることなんですね。
 
勉強が嫌いな子にとって、やる理由が見つからないわけですよ。
 
それに対して親がどれだけ熱く語ったところで、
効果は期待できません。
 
説得力のある第三者に、十分に話をしてもらって納得させましょう。

 
もちろん、日常の家庭での会話も大きな影響があります。
 
本当は日頃から、
子どもが納得できるような話として、
「勉強する意味と意義」を伝えておく必要があるんです。
 
【3】ともからみそうですね。(^^;
 
親がまったく家で本を読まず、何らか勉強をせず、
それで子どもにだけ「あんた宿題やったの?」なんて
言っていたら、そりゃ子どももぐれるってもんです。
 
子どもに本を読ませたければ、
まずは親が率先して本を読み、
読書がいかに楽しいのか、いかに役に立つのかを
日常的に語って聞かせねば、ですよ。
 
そしてもちろん、
仕事が楽しい、人の役に立つのは楽しい、
そのために努力するのが楽しいってことも。d(^^*
 
後ろ姿も見せず、優しく応援もせず、
ただ「勉強しなさい!」「勉強したの?(詰問調)とだけ
言うようなら、やっぱり子どもは勉強しません。
 
あくまで子どもの気持ちに寄り添って、
子どもの現状を認め、ねぎらい、応援する必要があります。

心の準備ができたら「やり方の指導」を!

その上で、勉強のやり方を指導しましょう。
 
塾でプリントを与えられて、
ただ意味も分からずこなすだけではダメ。
 
それだと「学ぶ力」が育ちません。
 
有能感、自己効力感を育むためには、
 
「どういうステップなら、勉強がストレスなくできるか」
「どういうステップなら、やった分、成果が上がるか」
 
そんなことを教えてやった上で、
その子自身の力で勉強させ、
 
「なんだ、やればできるじゃん!」
 
という体験をさせる必要があります。
 
 
私の教室では、「勉強の手順」を
解説したプリントを与えて、 
それを解説しながら、実際に勉強させます。
 
すごくシンプルなステップで、
しかも、やればやるだけ、
「できる!」という手応えを味わえますので、
だいたい、教室に体験に来た当日から、
夜、帰宅した後も自分で勉強するようになります。
 
当たり前ですが、ちゃんとやるようになれば、
点数は簡単に上がります。
(もちろん100%と言い切れない部分は残りますが…!)
 
 
ただし!
 
その子どものやる気を邪魔する要因が、
それもとても大きな要因があるんです。
 
それは何かと言いますと・・・
 
「勉強したの?」
「本、読みなさいよ!」

 
という親御さんの突き放したような、
説教口調、詰問口調の声かけ
です。
 
子どもに勉強させたかったら、
「勉強しなさい!」を止めること、ですね。(^^)
 
お茶の水女子大学を中心とする研究チームが
2年かけて分析した研究レポート(2014年3月発表)にも、
こう記述されています。(文字装飾はブログ著者による)

「普段、子どもの勉強をみている」「計画的に勉強するようにうながしている」「子どもが英語や外国の文化に触れるよう意識している」保護者の子どもほど概ね高学力の傾向が見られる。「子どもに「勉強しなさい」とよく言っている」家庭ほど子どもの学力は低くなる。

目標を、親子で一緒に立ててみよう!

やる気を削ぐような言葉を捨てて、
「これからの目標」とセットで「勉強の目標」を
一緒に立てることから始めてみましょう。
 
もちろん、親も何か目標を立て、
がんばっている姿を見せたいところです。
 
その上で、自分が立てた目標に対して、
具体的にどのような行動が必要か、
何を諦め(断念し)なければならないかを
考えさせるのです。
 
後は自分の立てた目標を大事にできるように、
応援をしてやるだけ。(^^)
 
子どもが自分で目標を立て、
それに向かったがんばれるように応援。
 
その時、目標や、やること、やらないことを
手帳に書かせて、毎日それを確認しながら、
自分をチェックさせましょう。
 
親はあくまで「応援」です!

寺田
ほら、自分で決めたこともやってないじゃない!

なんて、絶対に責めたらいけません。
 
このあたりのことは、すでに実践して
本としてノウハウを出してくれている方が
いらっしゃいますので、それをありがたく
参考にさせてもらいましょう。(^^)
 
どちらも、シンプルな目標達成手帳としての
ノートの付け方を紹介しつつ、
子どもの「自分でやる」力を引き出すノウハウが
満載です。
 
『勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!』
勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

『自分で考える子になる子ども手帳術』
自分で考えるようになる子ども手帳術

 
 
ただし、これはあくまで「勉強のやり方」指導と
セットで取り組むべきこと。
 
そこそこ勉強ができているのであれば、
これだけでもいいかも知れませんが!
 
もし「勉強のやり方」に問題がありそうだな、
とお感じなら、こちらのブログ記事をどうぞ。

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方のための「効果的な勉強法」講座も、
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