福岡市内の中学校は、11月中旬に期末考査が実施されます。
ことのばでも、今週から木曜日と週末以外、いつでも教室に通っていいことになっています。
まだ試験までは時間があり、生徒達も本気モードになり切れていません。部活も通常運転ですし、テスト範囲も見えていませんしね。
ですのでで、早めの対策が理想ではありますが、この時期は「テストへのモチベーションが上がること」を中心に取り組むのが理想です。
具体的には、次の2つです。
1.期末考査までのスケジュールと目標の確認
これは次のような効果を期待しています。
- 期末考査が近づいていることを実感させること。
- 前回のテストで残された課題を確認しつつ、次の試験に向けてどう頑張りたいのか、どれくらいの点数を取りたいと思うのかを明確にさせること。
もちろん、前提として「勉強をして、自分の未来を自分で作るんだ!」という、自分の未来へのデザインとかモチベーションがどれくらいあるかにかかってきますので、その部分が欠けている場合は、別途指導が必要です。
このあたりの記事が参考になるでしょうか…
[clink url=”https://www.kotonoba.jp/column/in-the-first-place-what-is-the-study/”]
2.中間考査以降の範囲の基礎レベルの復習
この段階では、あまり負荷が高くなく、自分の現状がつかめるような勉強をさせます。
数学であれば、基本問題集。大問1つごとに答え合わせをして、自分が忘れていたところや、ミスしやすいところを確認させるのが目的です。
ことのばであれば、通称「かっぱ」と呼ぶテキストを解かせます。
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機械的に解けているけど、どうもリクツとか意味とかを理解してないなと思ったらこちら。通称「まとめるノート」。
いずれにせよ大切なことは、「今までの範囲を自分がどのくらい理解し、憶えているのか」を確認させること。分からない問題、悩む問題でも3秒以上は考えさせません。
理科・社会であれば、教科書にチェックペンで憶えておこうと思う言葉を消しながら、丁寧に読ませます。2ページ単位で読み、最終的にチェックペンで消した言葉を、消したまま思い出して読み進められる状態になるまで。
英語も「かっぱ」レベルの問題集でもいいでしょうし、ことのばであれば「英語の語順で書かれた和文からの英訳」をさせます。
こちらの記事が参考になるでしょうか。
[clink url=”https://www.kotonoba.jp/english/skill-to-read-long-passage/”]
国語はひたすら音読ですね。指示語と接続詞に線を引いたり、○印をつけさせたりしながら。
こちらの記事を参考にどうぞ。
[clink url=”https://www.kotonoba.jp/reading-literachy/build-up-reading-comprehension/”]
という感じです。
基本を確認する(思い出す)作業は、非常に高い学習効果がありますし、気楽にできる上、「現状確認」ができて「やばい!」なり「がんばろう!」なり何らか前向きな気持ちを引き出しやすくなります。
とはいえ、日常の授業も大切に!
とはいえ、まだまだ試験範囲は定まっていませんし、授業はどんどん進んでいきます。
なにしろ、2学期の考査の範囲は非常に広いんですから。(学年末考査はもっと広いけど。)
なので、同時に日常的な授業の予習・復習のケアも忘れないようにしたいところですね。(^^)
これについては、こちらの記事をどうぞ。
[clink url=”https://www.kotonoba.jp/learning-tech/study-everyday/”]
ということで、試験まで3週間。
気合いを入れて取り組んでいきましょう!(指導者もね!)