なぜ学校教育では、こんな無駄がまかりとおる?⇒音読する、書いて憶える、蛍光ペンを使う…

学習法・学習指導

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
先日、「ことのば」に通う中学生が必死で英単語をノートに写していました。
 

寺田
なんで、そんな無駄な作業してるの?
いつも単語を何度も書くのは無駄って言ってるじゃん?

少年
いや、これ宿題なんですよ。
結構、単語を写す宿題が出るんです。

 
学校教育では、未だに「科学的な学習法」という言葉が理解されません。
科学的というのは「成果を確認できる」ということであったり、「理屈にあっている」というくらいで考えていいと思うんです。
 
でも、「酢を飲んだら身体が柔らかくなる」レベルのおばあちゃんの知恵的都市伝説を盲信している先生は多いもの。
例えば・・・

  • 何度も書いて憶える。
  • 何度も音読して憶える。
  • テストの後は丁寧に、答えと解説を見ながら解き直す。

 
こういう「単なる作業」でしかないものを、未だに「効果がある」と信じて、生徒にやらせる先生って多いんです。
ひどい先生は「ノート○ページ埋まるまで本文を写せ」なんていう、どんな修行ですか?っていう宿題を出します。(苦笑)
 
一度、学校の先生に聞く機会があって、ぶつけてみたんです。

寺田
なんで、何度も書いて憶えるとか効果の上がらない学習法をさせているんですか?

まぁ、考えたらけんかを売っているようなものですが。(笑)
実際、その方もキレ気味に返事をくださいました。

とある先生
なんで効果がないなんて分かるんですか!(怒)
寺田
科学的にも証明されていますよ?
もっと効果的で、かつ効率的な方法はいくらでもありますし。
とある先生
いいんですよ。これで勉強ができるようになるこだっているんですから。
寺田
え?効果がある生徒がいるってのは、調査なさったんですか?
とある先生
別にしていませんよ。
でも、この勉強法は誰でも平等にできるし、やったことを提出物で確認できるんです!

 
最後に本音が出ました…。
 
実際、先生方は効果があるかどうかなんていう「自分の教育法・教授法の効果に関する評価」をしたことがないんですよ。
定期考査は生徒の学力をチェックするものとしか考えていないわけです。
そして、「作業なら誰でもできるから、それで平常点を計ろう」なんていう「まじめにやったかどうか」「努力の跡がみえるか」みたいな超日本的な精神論的学習態度に行き着くわけです。
 
本当は

生徒の成績=先生の指導力

なんですけどね!
 
 
学校でも塾でも、戦前から変わらないようなレベルの指導が、淡々と行われています。
未だに成績が悪いってことで正座させたり、なじったりする塾やら学校の先生がありますからね。(苦笑)
 
ちなみに、最近のNewsWeekJapanさんの記事で、面白い話が取り上げられました。

蛍光ペンでマーキングをすることも、繰り返し読むことも学習効果はないと研究によって分かっている。

 
いや、もっというなら模擬テストをばんばんやらせて点数アップを狙いたがる指導とか、予想問題を作って生徒の点数を底上げしようとする塾の指導とか、そういう子供の「学ぶ力」、「考える力」ひいては「サバイバル能力(未来を自力で生き抜く力)」を根こそぎ奪うような指導は、そろそろ親の責任で拒否したいところです。
 
もっと「学ぶ」ということを根本から考えましょうよ。(^^)
大人の責任、子供の未来への責任としてね。
 
 
あ、そうだ。
上のNewsWeekJapanで取り上げられたインタビューの元となっている書籍はこちらです。
ぜひ、本当の学び方を知りたい方は読んでみてください。

『Learn Better――頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』

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