こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
先日(2018.12.09)、東京で高速学習講座なるものを開催してまいりました。
ことのばで実践している学習法を含め、最先端の科学的な学習法を、たっぷり5時間かけてレクチャーするというもの。
[blogcard url=”https://www.focusreading.jp/hyper-learn/fr001.php”]
その講座の前に、事前にいただいたアンケートに、こんな相談があったんですよ。質問の主は学習塾の先生。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”icon-mam.gif” name=”塾の先生”]学校の勉強に、かけらもモチベーションを持っていない子に対して、どう指導したらいいでしょう?[/speech_bubble]
いやー、分かります。
「効果的な勉強法」を提供しようにも、そもそも受け入れ体勢が整っていない子。
引き受けてしまったものの、モチベーションが上がらない子をどうしたらいいの?という悩み。学習塾あるあるですね。
社会人の方からも、実は同じレベルの悩みをいただいておりましたが…それは…
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”悩める子羊”]合格したからと言って何もプラスが生まれないことが分かってい資格試験に挑んでおり、まったくモチベーションが上がりません…[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”子羊2″]これまでの人生で何かを成し遂げた体験もなく、どうせダメなんだろうとついつい考えてしまい、何を目標にして、何をしたらいいやら…とそこから悩んでいます。[/speech_bubble]
これは分別のある大人の方が語っているってところで、根の深い問題を感じますね…。
ということで、これにどう対処したらいいか? そんなことを15分ばかししゃべってみました。
15分も時間がもったいないわーって方は1.5倍速にして視聴してくださいませ。(^^)
キーワードは「原理? 実例?」、「自己効力感」、「ポジティブ感」です。
きっと、「よし、じゃぁこうしてみよう!」という工夫のヒントが見つかるはずです!(と期待しています!)
その他、学習メソッドをちゃんと学びたいと思ったら、ぜひ高速学習講座の動画講座をご利用くださいませ。(^^)
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ちなみに学術論文では…
読書指導に関する論文で、子どもたちのモチベーションをどう高められるかということについて語られているのですが、それにはこんなことを指摘しています。
(a)コンテンツの目標が秀逸であること。抽象的な「この問題を解いてみよう!」ではなく、自分の身の回りのことを解決したり、不思議・疑問を感じることを解明したり、そういうことにつなごうってわけです。
(b)生徒に書籍、応答、指導の相手の選択権を与えること。能動的な学習態度を育むわけですね。「自分でやっている」という実感を持たせる工夫が必要です。
(c)実践は面白いテキストを使うこと。これは永遠の課題でしょうか…。
(d)読解作業中のお互いの協力。やっぱり仲間との協力関係は重要です!
参考論文:”Increasing Reading Comprehension and Engagement Through Concept-Oriented Reading Instruction” by Guthrie, Wigfield他
「モチベーション」に関連する記事
以下、モチベーションとか子どものやる気にからむ記事でございます。よろしければどうぞ。(^^)
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