記憶系テスト勉強の大原則

いよいよ1学期の期末考査が近づいてきました!
 
ことのばも毎日戦場と化しております。
(ちょっと大げさ)
 
試験前の確認事項として子ども達に配布したプリントを
こちらでもシェアしたいと思います。
 
学習って、手順を間違えると非常に効率が悪いだけじゃなく、
がんばっているのに憶えられない…という
悩みを抱えることになってしまいます。
 
正しい手順で勉強させてあげましょう!

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1.記憶は思い出した回数に比例して強くなる。

だから、記憶したいものは…

  • 1-1.記憶が完全に定着して、応用・実践問題に移るまでは、1問に時間を3秒以上かけない!
  • 1-2.とにかくスピードを上げて、同じ問題を何度も繰り返す。
  • 1-3.書いて憶えるのは時間の無駄なので、「スムーズに思い出せる」ようになった後!

2.反復する場合は一定時間を空けることで記憶が強くなる。

だから、間違えた問題は…

  • 2-1.すぐに答えを確認して「あ、そうか!」という体験をする。付箋を貼っておく
  • 2-2.その日の夜、寝る前に必ず何も見ないで解き直す。
  • 2-3.2日以上あけた週末に解き直す。すんなり解けたら付箋をはがす。
  • 2-4.単語や漢字などは、最低10個以上をセットにする。同じものを連続しない。

3.理解・手順が不完全なものは憶えられない。

だから、証明問題など「手順」が重要なものは…

  • 3-1.1度、模範解答を分析しながら読む。(段落や流れなど構造をとらえる。)
  • 3-2.模範解答を写す。
  • 3-3.模範解答を下敷きなどで隠し、思い出しながら書いてみる。出てこないところはすぐに模範解答を確認する。
  • 3-4.スムーズに書けるようになるまで繰り返す。

4.初見の問題でスムーズに解けたら完成!

だから、試験勉強の仕上げに向けて…

  • 4-1.標準問題、応用問題の間違えた問題がスムーズに解けるようになるまでやる。
  • 4-2.2度以上間違えた問題はノートに整理しておき、テスト前日にチェックする。
  • 4-3.まだ解いたことのない問題を解いてみる。スムーズに全問正解するか確認する。
  • 4-4.スムーズに解けない問題も、チェックをした上で(後で解き直すため)、ある程度の時間をかけて丁寧に取り組む。
  • 4-5.そこで間違えた問題、時間がかかった問題は、丁寧にやり直しておく。
  • 4-6.テスト直前に間違えた問題・時間がかかった問題だけやり直す。

5.プリント版(おまけ)

プリント(pdf)も、よろしければどうぞ!
記憶系学習の手順

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フォーカス・リーディング主宰者

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