COURRiER JAPON今月号(vol.135)は丸ごと読書特集でワクワク!

今月号のCOURiER japon(vol.135)は
 
脳を変える、未来も変える「読書」の黄金期が来た!
 
COURRiER japon Vol.135
 
と題し、一冊丸ごと読書特集となっています。
 
こういう雑誌の読書特集は、
いかに自分が狭い世界で本を読んでいるか痛感できて、
苦しくもあり、それでいてわくわく感たっぷりに
楽しむことができます。
 
その中でも特に、

“週に30分”で人生を好転させる「読む習慣」
 
というエッセー(from Fast Companu, USA)は、
本を読むことに、あらためて希望を感じ、
 
やっぱり、もっと読書の楽しさを、
たくさんの人達に伝えていかねば!
 
と思い直させられました。
 
このエッセーの中に、リバプール大学
ジョージ・ビリントン博士の言葉として、
こんな話が紹介されています。

本を習慣的に読む人は、『物事を決断する』『計画する』『優先順位をつける』などの能力が、読まない人に比べて優れていることが明らかになっています。読書によって『人生に山や谷は避けられないものだ』と理解できるようになるからでしょう。

もう1つ、英国の非営利団体
「リーディング・エージェンシー」の代表
スー・ウィルキンソン氏の言葉として、
読書の効能についても紹介されています。

仕事などの必要に迫られてではなく楽しみのために本を読む行為は、うつを防ぎ、精神を安定させる効果があります。また、好きで本を読む習慣のある人は、それがない人に比べて、ストレスや落ち込みを感じる率や認知症になるリスクが低いという研究結果があります。

もう、この2つのことを知っただけでも、
「よし、少しずつでいいから本を読もう!」
と思えるのではないでしょうか。
 
その他にも様々な読書の効能が紹介されており、
まさに「人生を好転」させてくれそう!という
期待が高まるエッセーになっています。
 
しかも、読むべき時間は「1日30分」ではなく、
「週に30分」ですからね!
 
週に30分の読書を価値あるものにするために、
上述の両氏が、4つのポイントを挙げています。

1.「読みたい本」を読む

私たちはどうしても
「読むべき」とか「役に立ちそう」
という感じで本を取りがちです。
 
特に「もともと本が好き」ということではなく、
何らか自己啓発的な部分から
読書に入ってきた人には、
その傾向が強いように感じます。
 
どんなものでもいいので、
楽しく読めるものを読むこと。
これこそが、読書習慣をつくる上で
重要な条件ということかも知れませんね!

2.週に30分だけ読む時間を作る

ある調査では

週に30分でも本を読んでいる人は
生活への満足度が2割高い

という結果が出ているとのこと。
 
1日数分。
これならfacebookアイコンを
スマホ画面から消し、通知をOFFにするだけで
すぐに捻出できそうですね!

3.読書の課題を設定し、変化を付ける

読み続けるモチベーションを維持するための作戦。
 
いつも自己啓発チックなものを読む人なら
小説に手を伸ばすなど、目先を変え、
新しい出会いにわくわくできるようにすることが
大切なんですって!

4.面白くなければ途中でやめる

作家のドリス・レッシングも『読んでいて楽しくない本を読み続けてはいけない』と述べています。義務感で読み続けるのは、本と読む行為への裏切り行為と同じ。

とはいえ、ウィルキンソン氏は次のように語っています。

私は本なら100ページ、記事なら最初の2〜3パラグラフは読んでみます。

とのこと。
 
100ページというのは、
何のトレーニングもしていない人なら
だいたい1時間以上かかってしまう量。
 
速読をマスターしていても、
楽しんで読めば10〜15分かかります。
 
途中で止めていいとはいえ、
ある程度のは読んでみないと分からないよね、
ということでしょう。
 
そのくらいは読み通せる集中力を
まずは手に入れたいところでしょうか!
 
 
今月号には、他にも、1冊を通して、
読書の世界を広げてくれそうなトピックスが
満載です。
 
お近くの書店で見かけたら、
ぜひ手にとって読んでみてください!
 
COURRiER japon Vol.135

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この記事を書いた人

フォーカス・リーディング主宰者

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