保護者との密談で、パズルのピースを探してみたところ…

こんにちは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
 
ことのばに長らく来てくれているのに
成績が芳しくない子がいます。
 
まずい。
原因は分かっているのに、
うまくいかない。
 
攻略法が見えない。
 
ただし「勉強の」ではなく「生徒の」なんですが。
 
 
その子の気持ちになってみたら、
今の状況も理解・共感できるんです。
 
でも、その理解が「解決策」につながらなければ
その子の未来が保証されるわけじゃない。
なんとかせねば。
 
 
ということで、親御さんに近くの喫茶店に
来ていただいて、密談となりました…。
 
子どもの文化を作っているのは、親の在り方と言葉。
 
それは間違いありません。
なので、まずはそこをしっかりと把握したい。
 
と同時に、親御さんなら、その子の「気持ちの動かし方」を
ご存知のはず。
 
 
小学校時代からどういう勉強のやり方をしていたか…
 
親御さんと、どういう関わり方をしているのか…
 
学校の授業はどんな感じか…
 
いろいろと有益な情報をいただくことができましたし、
親御さんとの共同の作戦も敷くことができました。
 
目指すべき方向も共有できました。
 
目指すべきは
「本人の自発的な学習意欲の喚起」
「長い目でみてサバイバル能力となるメタ認知能力の育成」
単に「分からないところを分からせる」のではなく。
 
そこを共有していただけるのは、
とてもありがたい話です。
これはある程度の長期戦覚悟ってことですから。
 
 
そして、私は「しめる」立場にあるので、
今回はできるだけ引っ込んで…
 
その代わりに、若手女性スタッフの出番。(^^)
 
柔らかで、しかも朗らかに接することができる先生なので、
こういう場面では本領を発揮してくれるはず。
 
もちろん、十分に保護者の方との密談内容を共有し、
導いていく方向性、使うツール、かけ声を確認。
 
 
その初日、どうやら滑り出しは上々のようです。
これを2ヶ月、共感と激励、応援を織り交ぜながら
じわっと展開していきます。
 
 
本当は力を持っているのに、
いろいろな要素の絡み合いと積み重なりで、
それが発揮できていないとうのは、
本当にもったいないことです。
 
発揮できない原因は単純ではありませんから、
子ども本人の観察と、対話、
そして保護者との情報・問題意識の共有は
絶対的な条件です。
 
それができてすら、スムーズに行かない場合もあります。
 
今回は大丈夫かな…
 
ここから2ヶ月が勝負ですので、
しっかりと観察&声掛けをしていこうと思います。

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この記事を書いた人

フォーカス・リーディング主宰者

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