入試改革で急に注目されたけど、実は昔から重要だったこと

こんにちは。速読&高速学習ナビゲーターの寺田です。
 
今日、ようやく九州大学・人間環境学府・教育システム専攻の
入学手続きが終わりました。
 
これで、間違いなく4月から晴れて大学院生です!(^^)!
 
どっぷりと研究生活に浸る生活が始まるわけですが、
今やっているビジネスをどう整理するかは、
今のところ不明です・・・。
 
 
それはさておき・・・
 
大学前期、福岡県立高校と入試が一段落し、
教育関係者の皆さんとの話題は、
どうしても「入試」関連になりがちです。
 
その中でもやはり!というべきでしょうね。
 
その中心は読解力文章表現力
どう身に付けさせるかということ。
 
もっというと読書をどうさせるかということだったり、
書くトレーニングとして何を採用すべきかってことだったり。
 
 
2020年の高大接続改革にもろに直面するのは、
現在の中学2年生。
 
ですが、3年生のみなさんも浪人したら…。
 
それに、今の中学校の先生たち、あるいは教育業界に対して、
「書く能力を育てないとダメだよ!」というメッセージを伝えるためにも…。
 
当然、今年の高校入試は言葉の力を試すものに
なるよねーというのは、予想できたこと。
 
そして、実際、その通りでした。
 
 
ただね、この「読解力」ってのと、
そこにつながる「読書力」ってのは、
今まで潜在的な問題だったために、
あまり脚光を浴びていなかっただけで、
学生さんにとって、実はすごく重大な問題で
あり続けているんです。
 
例えば、今指導している中学生からの相談。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”icon-boy.gif” name=”少年A”] 先生、どうしても数学の文章問題とか立体図形の応用問題が解けないんですが… [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”icon-terada.gif” name=”寺田”] 読書しろ、読書!(ちょっと乱暴) [/speech_bubble]

別に適当にあしらっているわけでも、
誤魔化しているわけでもなく、
最終的には、多分、そこにいきつくしかないだろうって話。
 
学術的なデータとかないんだけど…。
 
もちろん、数学なら数学の勉強としても、
そこはしっかり対処しますよ。
 
たとえば学習戦略として

基礎レベルから取り組む。
すべての問題がスムーズに解けるようになるまで繰り返し解き直す。
スムーズに解けるようになったらレベルを上げる。
以下、繰り返し。

こういうやり方は、しつこくやらせます。
もう野球の素振りかっていうくらい、何度も何度も。
 
反復した結果、すでに解いたことのある問題と、
それによく似た問題であればスムーズに解ける。
でも、ちょっと角度を変えられたり、ずらされたりすると、
もうお手上げ・・・
 
実際、同じように反復トレーニングをさせたとしても、
必ずどこかで天井にぶつかるんです。
 
そして、その鍵を握るのは恐らく
「どういう読書をしてきたか」ってことに尽きるんです。
 
なので、そういう「天井にぶつかった子」に、
受験対策という限られた期間で何をさせるかってことは、
 
もう「大量に問題に当たれ!」というよりは、
「じっくり本を読み解き、イメージを膨らませろ!」と指導した方が
多分、根本問題を解決できると思うんです。
 
確かに時間はかかるんだけどね。
 
 
高大接続改革で「記述問題」云々が議論されるようになって、
ようやく「読む力」・「書く力」が注目されるようになってきたんだけど、
もともとそれって、問題文を読み取ったり、考えたりするときに
間接的に使われていた
わけなんですよ。
 
要するに、総合的な力としての情報処理力
メタスキルって言い方もできるし、
リテラシーって言い方もできますかね。
 
なので、

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”icon-girl.gif” name=”少女B”] 先生、国語の記述対策、どうしたらいいですか? [/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”icon-terada.gif” name=”寺田”] 読書しろ、読書!(かなり普通) [/speech_bubble]

このやりとりが普通に見えるのと同じように、
上の少年Aとのやりとりも、全然乱暴なんかではなく、
私の中ではすごく当たり前の指導なんです。
 
岩波ジュニア新書とか読ませて、抽象的な文章を
じっくり読み解かせる練習も重要。
 
「モモ」とか「吾輩は猫である」とかの名作を
読ませて、イメージ力を鍛えることも重要。
 
その両方があって初めて、
数学の文章問題とか立体図形の問題が解けるんです。
 
そして、文章が自分の中に大量に入っていると、
国語の長文問題とか、記述問題とかで、
スムーズに読めて、スムーズに書けるんです。
 
 
当たり前の話なんだけど、
これはすごく時間がかかること。
 
中学3年生の受験に間に合わせようと思ったら、
小学校時代に、十分な読書量を確保しておかないと。
 
だって、読書力って一足飛びにレベルアップしませんからね!
「書く力」にいたっては、読んで蓄積される言葉・文章の量が
一定水準を超えてこないとレベルアップできません。
 
もちろん、並行して「書く練習」をすることで
磨かれるものでもありますが。
 
 
どうあがいたって超高度情報社会に生きてるわけですし、
ITリテラシーを磨く以前の大問題として、
文章読解力と文章表現力は鍛えておきましょうよ。
 
大人も子どももね!

子どもに読書をさせるには、どうしたらいい?

そんな疑問に答えるために、こんな本を書きました。
(1年半前ですが。)

『子どもの速読トレーニング』

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この記事を書いた人

フォーカス・リーディング主宰者

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