先週封切りとなった映画「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が、興行収入で「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を越えて1位という、げに恐ろしげなニュースがテレビで流れておりました。
我が家も今日は子ども2人と、お兄ちゃんの友達を連れてホークスタウンに行くことになってますが、チケットはオンラインで取り、座席指定も済ませてます。
そうじゃないと早朝から長蛇の列で疲弊することになってしまいますからね。
それにしても、この妖怪ウォッチに限らずアニメ・漫画のパワーは計り知れません。
我が家の長男も漫画単行本『妖怪ウォッチ』と『暗殺教室』は発売を心待ちにして、なけなしのお小遣いを投入して買ってきています。
私が小学校4年生の頃であれば『ドクタースランプ』ですかね。そういえば、2ヶ月に1回の発売日は、友達と競って買いに行ってましたっけ。(笑)
ご家庭によっては漫画を完全に禁止しているところもあるようですが、禁止しきれるものではありませんよね。(^^; 子どもにストレスがたまりますし、どうせ友達の家に行ったときに読ませてもらってますし、へたするとコンビニ立ち読みの常習犯なんてことになりかねません。
漫画もテレビやゲームと同じ「娯楽」扱いにして、適切につきあって行ければいいわけで。
むしろ、テレビやゲームと比べて静かですし、値段も安いし、なかなかいいんじゃないかと思うわけです。
そして何より、漫画の楽しさ、とっつきやすさ、キャラクターの魅力でもって「学習」につないでいけること。これは大きなメリットではないかと!
例えば、ドラえもんの学習漫画シリーズは、今やどこの書店に行っても定番コーナーとして棚を占拠しています。
☆ドラえもんの学習シリーズ
これと『名探偵コナン』シリーズ、『クレヨンしんちゃん』シリーズは、うちの息子も大変お世話になりました。
興味を持って集中力高く読みますので、理解も吸収も早いのではないでしょうか。
直接的に、学校の勉強内容を漫画で…とならずとも、「日本の歴史」「世界の歴史」や「三国志」などの名作を漫画で学んだ方は多いのではないでしょうか?
英語に親しませたいという方は、ある程度の英語学習が進んだところで、簡単な英語のマンガを与えてみるのもいい手かと。私は中学2年生の頃にスヌーピーで英語の勉強をしていました。英語の吹き出しがあり、コマの下に谷川俊太郎さんの日本語訳があり、対照しながら読んでいくことができます。
☆『A peanuts book featuring Snoopy』(角川書店)
あと、個人的にお薦めなのは「何かを学ぶ」というより、いろいろなことに興味を持つきっかけとしての漫画とか、それ自体の世界観から何かを学んでくれることを期待するような漫画。
手塚治虫先生の漫画は、どれを読んでもはずれがないと思いますが、『ブッダ』『火の鳥』あたりは内容の深さに、大人のファンも多いんですよね。
実は、こういう「世界観」で読ませる漫画ばかりをあつめたサイトもあるんですよ。
☆「これも学習マンガだ!」
[blogcard url=”http://gakushumanga.jp/”]
トキワ荘プロジェクトディレクターの菊池健氏、週刊モーニングで『ドラゴン桜』『働きマン』『宇宙兄弟』の編集を手がけた佐渡島庸平氏らが選考委員となり、里中満智子大先生が観衆を務めるという豪華メンバーが運営主体となっています。
ちなみに「妖怪ウォッチ」は、まだまだマンガ界の新参者ということか、学習漫画はほとんどありませんね。(^^;
幼児向けのシリーズを用意してくれれば売れるでしょうし、子どもも楽しく学べると思うのですが!
☆『妖怪ウォッチ もじ・かず・ちえ (知育ドリル)』(小学館)
ちなみに「ことのば」では、学習漫画も「1冊」とカウントして、読書記録につけさせていますよ。d(^^*