「記憶系学習」を強化する、ちょっとした知恵

今日は「記憶系」の学習に関するちょっとした知恵を。

1.単語や漢字は1つを繰り返すより、リストを何巡もした方がいい

1つの漢字、単語を何回も書くのではなく、間に他の単語・漢字をはさんで繰り返した方がいい。
直前に見たものを書いても、思い出す作業にならず、学習のための負荷がかからない。

1度だけ提示される単語と2度提示される単語があり,2度提示される単語は間に,0個,2個,4個,8個,20個,または40個の単語を置いて提示されました。再生課題の結果,1度提示の単語よりも2度提示の単語のほうがよく思い出され,さらに間に単語がないときよりも2個以上の単語があったときのほうが記憶成績が有意に高くなりました。また,間に介在する単語の数が多くなるほど記憶成績は上昇していました。
── 長崎大学教育学部 前原由喜夫教授

つまり、こういうこと!

■負荷低い(効果低い)
↑見ながら書く・読む
|見た直後に書く・読む
|見た後、数秒おいて書く・読む
↓見た後、他の単語などを挟んで書く・読む
■負荷高い(効果高い)

2.繰り返すなら、思い出せなくなるギリギリが効果的

直後より夜寝る前。
夜寝る前より、翌日。
翌日より1週間後。

If you study, wait, and then study again, the longer the wait, the more you’ll have learned after this second study session.
── by Robert Bjork(UCLA主幹特任教授)
★寺田のてきとー訳
学んだことを、間を置いて復習する場合、より長い間を置いた方が、より多くのことを憶えることができるのです。

You should space your study sessions so that the information you learned in the first session remains just barely retrievable.
── Robert Bjor
★寺田のてきとー訳
最初に学んだ情報が思い出せるか思い出せないかギリギリの状態になるくらいのところで復習するといいよ。

3.学習効果を期待するなら授業後に思い出しながらノートを作るべし

授業中にノートを取るのは当然として。その後の「想起」を大事にしないといけませんね。
復習する場合、「夜にノートを見直す」のではなく、時間をもっと空けて「ノートに書いたことを思いだして書き出す」といいってことになりそう。
ただ、「あー、そうだった!」といえる状態にするためには、やっぱり授業中に先生の話とか板書を書き写しておく必要があるんですがね。(^^;

Bjork also recommends taking notes just after class, rather than during — forcing yourself to recall a lecture’s information is more effective than simply copying it from a blackboard.
★寺田のてきとー訳
Bjork教授は同様に、授業が終わった後にノートを取ることを薦めている。黒板をただ書き写すより、授業のことをむりくり思い出すのは、黒板をただ書き写すより効果的なんだよね。

※Bjork教授の言葉は、すべてWIREDの記事より
 
今日は簡単ですが、こんなところで!

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