なぜか新しい学習法を学んだのに結果がでないワケ…orz

ようやく中学3年生全員の中間考査が終わりました。
 
結果は出てしまったわけなので、ある意味でどうでもいいんです。
 
ただ、その結果につながった「経過」だけは、しっかりと確認しておく必要があります。

[blogcard url=”https://www.kotonoba.jp/learning-tech/to-do-after-examination/”]

 
というわけで、今日もヒアリングをしておりました。
すると、ある子が「ほとんどの教科で首尾良くいったのに、苦手教科の理科だけ全然ダメだった」という告白を…(汗)
 
勉強している姿を眺めていても、それほど問題があるとは思えなかったのですが…
 
そこで、すべての教科について、勉強の取り組み(手順)を確認していきました。
 
すると意外な、というか「やれやれ」という事態が判明しました。
 
 
なんと、苦手な理科だけ、これまで通りのやり方で勉強していたというんですね。(^_^;
 
理由を尋ねましたところ、「試験範囲も広く、ワークの量が多かったので、Uの左側を省略して、いきなりワークだけをやった。1つ1つじっくり考えながら解いていった。」とのこと。
 
あれほど、
教科書を死ぬほど読んでからワークをやるんだよ。
ワークは1問につき3秒以上時間かけちゃだめだよ。
じっくりやって時間をかけるよりも、
さくさくやって、何回も繰り返した方がいいよ、

って言ったのに…orz
 
 
気持ちは分かります。
 
不安にかられると、初めてやるやり方ではなく、「今までやり慣れたやり方」に戻ってしまうものなんです。
 
でも、今までのやり方だと成果が上がらないから、うちに来たんだよね?(笑)
 
実際、新しいやり方で取り組んだ4教科はうまくいってるわけで・・・ね。
 
 
ま、でも万事がそう。
 
新しいやり方を採用するというのは、古いやり方をきっぱり捨てるってこと。
 
変わりたかったら、両足とも地面から離すんだよ!
片足残してたら、単なるピボットだからさ!

 
ほんと、中途半端に古いやり方にしがみついたら、全体が不整合を起こして、かえって悪くなりますよ。
 
そして、こういうことが起こるから、指導者による「観察」と「定期的なヒアリング」が欠かせないわけです!

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フォーカス・リーディング主宰者

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