2学期突入!自力で学ぶ力を育むための個人面談

2学期に入りましたので、継続して通ってきている中学3年生の個人面談をしています。
 
最初の10日間で、2学期の学習リズムを作らないといけませんので、そのためのヒアリングです。

[blogcard url=”https://www.kotonoba.jp/learning-tech/first-10days-of-2nd-term-for-3grade-jhss/”]

方針は伝えているのですが、さすがに「本人にお任せ」というわけにもいきませんのでね。(^^;
 
 
夏休み注意におこなった受験勉強について、こんなことを丁寧に確認していきます。

  • 5教科それぞれについて、終わった学習、手つかずの学習
  • 終わった学習については、「基礎・基本レベルなら大丈夫」、「応用も大丈夫」、「基本すら怪しい」という3段階での評価
  • それぞれのレベルについて、2学期にどんなテキストを、どんなやり方で取り組むべきか確認
  • 終わっていない学習については、2学期にどんなテキストを、どんなやり方で、どういう具合にレベルアップを目指すか確認

このとき、夏休みの終わりに受けさせた模擬試験の答案を参照しながら、テキストや学習法についての軌道修正もおこないます。
 
 
基本的に子ども達に「自分で問題を発見し、それを克服するために何をすべきか考えさせる」ことを大事にしますので、面談でも一方的に「これを、こうやれ」的な指示を出してしまわないように注意しています。

  • 自分のレベルを、テストの結果とこの2ヶ月の学習の実感とを踏まえて自己評価させる、これが第一段階。
  • Uの学習プロセスを再確認させて、今、自分がどの位置かを確かめさせるのが第二段階。
  • そこまでのプロセスが問題なく進んでいるのか、あるいは何か「粗(あら)」があるのか確認するのが第三段階。
  • 2学期中に何を、どのレベルまで学習すべきかを確認した上で、自分はどのような学習を、どういうペースで進めたら良いのか考えるのが第四段階。

こんな感じです。
 
 
ただ、教室のある高取中学の3人は、15日から中間考査。(なんで、こんなにすぐに…汗)
ですので、今回の面談は「この数日間の進度と手応え」の確認です。
週に2回ペースで、これを試験直前まで繰り返す予定です。
 
「自分の力で取り組む」ことよりも「確実に成果を上げる」ことを優先するためです。
 
中間考査が終わったら、そこからの2ヶ月半を充実させるための本当の面談をおこなう予定です。
先に書いたやり方で。
 
 
確実に成績を上げるという目的と、生徒の「学ぶ力」の育成という目的と、両方を俯瞰しながら、バランス良く指導していきたいものです。

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フォーカス・リーディング主宰者

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