英語が苦手な人のための「長文読解」への効果的な取り組み方

聞き流すだけで効果が上がるって噂の英会話教材で、本当に英語はしゃべれるようになるのか?

そんな話を書きました。

結論は「間違いじゃないけど、やっぱり足りない」というところ。
それはうちのオリジナル教材「音読英会話トレーニングも同じですよ」ということを書きました。

ことのばでは、オリジナルの教材で、10日ほどで「中学2年生の英語の教科書を丸ごと暗唱してしまう」という学習をさせます。
これは「分かるより、できるが簡単」という発想から生まれた教材です。

英語が苦手な生徒は、文法的な説明をしても「分からんっ!」て頭を抱えますが、ある程度、基本的な例文を暗唱させてしまうと、文法のテキストに取り組んでも「あー、あれね」って感じに、スムーズに飲み込めてしまうものです。

何かを学ぶ時、体験したことがないことを吸収するのは大変です。
でも、体験したことを「整理し、説明する」ようなことは、すんなりと吸収できるものなんです。
これは大人も子どもも同じ。

それで、その続きの勉強として何が必要かって話。

英語の長文読解問題、文法的問題を解けるようにするためには、それ用のトレーニングが必要です。

文法問題を解けるようにするためには、文法問題集を基礎編から丁寧にやるしかありません。
これはかなりスラスラいけるはずですよ。(^^*

長文読解については、少しステップを区切って進める必要があります。

具体的には、

  1. 無理なく和訳できるような、意味のかたまりごとに区切る練習
  2. 区切りごとに短い和訳を当て、それをつなぎながら文意を理解する練習
  3. 50wordsくらいからスタートして、段階を踏んで200wordsくらいまで文章をスムーズに読む練習

というステップです。

同じ文章を何度も読み返し、スムーズに音読し、かつ理解していけるようにトレーニングしていきます。

例えば、こんな英文を渡します。

これは「浦島太郎」を題材にした、ことのばオリジナルの長文テキストです。
(前にご紹介した「3匹の子ぶた」教材より、英語が平易になってます。)

A long, long time ago, in a faraway place, there lived a gentle young fisherman named Taro Urashima.
This story takes place on a day when he was walking home along the beach after fishing.
On the beach Taro came upon some children. The children had caught a turtle and they were kicking and poking it with sticks.
He felt pity for the turtle and so he said to the children, “Would you be so kind as to sell me this turtle?” The children agreed and Taro gave them some money. The children grabbed the money with great delight and ran off along the beach.
“You poor thing,” Taro said to the turtle, “Go home now.” He pushed it gently toward the sea.
The next day Taro was to be found sitting in his boat as usual.

これに区切りを入れさせるわけです。

A long, long time ago, / in a faraway place, / there lived a gentle young fisherman / named Taro Urashima.
This story takes place / on a day / when he was walking / home / along the beach / after fishing.
On the beach / Taro came upon some children. The children had caught a turtle / and they were kicking / and poking it / with sticks.
He felt pity / for the turtle / and so he said / to the children,
“Would you be so kind / as to sell me / this turtle?”
The children agreed / and Taro gave them / some money. The children grabbed the money / with great delight / and ran off / along the beach.
“You poor thing,” / Taro said / to the turtle, / “Go home / now.” He pushed it / gently / toward the sea.

さらに日本語訳を付けさせる、と。

むかし、むかし、 / 遠い場所に / 優しくて若い漁師がそこに暮らしていました / 浦島太郎という名の。
この物語は起きます / ある日 / 彼が歩いていた時 / 家へ / 浜にそって / 漁のあと。
砂浜で / 太郎は数人の子ども達を見かけました。
子ども達は一匹のカメを捕まえていました / そして彼らは蹴っていました / そして、それをつついていました / 棒で。
彼はかわいそうに感じました / カメに対して / そして彼は言いました / その子ども達に。
「あなたたちはそれほど親切ですか / 私に売ってくれるほど / このカメを」
子ども達は同意しました / そして太郎は彼らにあげました / お金を。子ども達はお金を握りしめました / すごく喜んで / そして、走り去りました / 浜辺にそって。
「かわいそうに」 / 太郎は言いました / カメに。 / 「家へ帰りなさい / さあ」 / 彼はそれを押しました / 優しく / 海の方へ。

英文暗唱トレーニングで、こういう区切り方をした英文を大量に音読し、暗唱しているのですが、いざ、能動的に「自分で区切りを入れて訳をする」となると、結構、とまどうものなんですよね。

そこをちゃんと乗り越えさせないといけません。

といっても、2-3回やったらすぐに慣れますが。
でも、その2-3回をちゃんとやらないとダメなんです。

これで上記1,2を数回こなした後、少しずつ長文テキストを読ませていきましょう。

うちの教室で9月からさせる予定のテキストはこちらです。

リスニング用のCDも付いていて、お薦めですよ。(^^*♪

『ハイパー英語教室中学英語長文 1』

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