まずは教科書を、次の通常の和文(和訳)と照らし合わせながら音読しましょう。
Unit 02をマスターしよう!
1.通常の和文で意味を確認して英文を音読する
まずは、一文ずつ日本語を確認し、その後に英語の教科書の英文を音読します。
発音や意味が分からない単語があれば、教科書ガイドなどで確認しましょう。
- ここがブラスバンド部です。
- こんにちは。
- あなた方は新入生ですか?
- はい。
- あなたはブラスバンド部に興味があるのですか?
- はい、そうです。
- いいですね!
- 入ってください。
- 中を見学してください。
- ありがとう。
ここでのポイントは「知らない単語を確認する」だけ。
できれば、モデルの朗読音声を真似て、正しい、キレイな発音を心がけましょう。
2.英語と日本語の対応を「かたまり」で確認する
英文まるごとの暗唱には意味がありません。
大事なことは「英語のかたまり」つまり意味のつながりが強いカタマリをとらえること。そのカタマリの単位で理解する(日本語にする)こと。
次の英語の語順に並べ替えられた和文を確認しながら、「/」の切れ目が英語のどこにあたるのかを確認し、英語の教科書に「/」を書き入れていきましょう。(緑色の文字は主語+述語/動詞の組み合わせです。)
- ここにあります / ブラスバンド部が
- こんにちは
- あなた方はありますか / 新入生で
- はい
- あなたは興味がありますか / ブラスバンド部に
- はい / そうです
- いいですね
- 入ってください
- 見てください / 中を
- ありがとう
Here’s the brass band.は本来、「Here(ほら/ここに)」で切れて、その後に「is the brass band(ブラスバンド部があります)」と続いていると考えるべきですが、教科書の表記が「Here’s」になっているので、この「Here’sを(ここにあります)」と和訳しています。
《英語から日本語》スラッシュを入れ終わったら、教科書を「/」ごとに音読し、その日本語の意味を思い浮かべてください。
何度か音読して、スムーズに日本語の意味が思い浮かんだら終了です。
《スラッシュ日本語から英語》続いて、この「英語語順で区切られた和文」を見ながら、スラッシュごとに英語を思い出して音読していきましょう。
漫然とやるのではなく、「英語のカタマリ」を意識しましょうね!
これでスムーズに英語が口から出てくるようになったら終了です。
「スームズに出てくる」の基準は《モデル朗読のスピードと同じスピードで英語が口から出てくる》です。
《スラッシュ日本語から英語を書き出す》口から出てくるようになったら、最後は書いてみましょう。
口から出てくる回路と、手(鉛筆)から出てくる回路は、脳の中では別系統です。なので、ただ英語を声に出すのはうまくいっていた人でも、書いてみると「ここ、何が入るんだっけ…」と迷うことがあるかも知れません。
迷ったり、書けなかったり、ミスしたり…そういったものは、すべて「やり直し」の対象です。
すべて書き出し終わったら、教科書と対照して、答え合わせをしましょう。
答え合わせの時は、ミスを修正せず、行の一番左に✓を入れた上で、正しい英語を確認しておいてください。
正しい英語がちゃんと頭に入っているかどうか、すべての答え合わせが終わった後で、正しく書けるかチェック。
《通常の日本語から英語を書き出す》ある程度、時間を置いて、もしくは翌日以降に、通常の日本語から英語が書けるかテストしましょう。
和文英訳の思考回路としては次のような3ステップが理想です。
【通常の日本語】
⇒【スラッシュ(英語順の)日本語】
⇒【英語】
ここまででUnit 02-1が終了です。
続いて、Unit 02-2, 3と進めていき、Unit 02のすべてが終わったら教科書ワークに取り組んで応用力(出力)を試してみましょう!
Unit 02完全マスターノートはこちら!
こちらはUnit 02の3つのパートの学習用ノートです。
ぜひ印刷して、学校の授業の予習・復習に利用してください!
質問があれば、遠慮なくコメント欄に書きこんでん!
英語マスターの手順
ここまで、英語本文をうまく日本語と結びつけて勉強する方法について解説しましたが、これを使って、英語学習をどう進めるかというのは、こちらの映像でご確認ください。
ブログ記事の解説もどうぞ
こちらの記事では、文章で解説しています。映像と同じ内容なので、お好みの方をご利用ください。