今日、先日こちらで報告した漢字検定の合格通知が到着しました。
息子の自己採点が181点(200点満点)だったのですが、届いた通知を見るとドンピシャ181点でした。
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それにしても、今どきの試験はすごいですね。
問題の正誤がすべて一問ずつ分かるようになっていますし、全受験者の平均点、小学生の平均点などとの比較まで付いています。
そういえば、四谷大塚の全国一斉小学生テストでも感心したんでした。
どこの問題を間違えたのかがすべて分かるわけですよ。すごいですねー。(^^*
塾の先生はこれを見ながら面談し、勉強のやり方を提案できますよね。先生の労力はどれだけ軽くなっていることか!(笑)
高校教師時代に同期採用の数学教師が、同じことを手作業でおこない、教えているクラスの生徒達の傾向を分析していたのを思い出します。
学校の試験ですからコンピューター処理などはできません。(そもそもWindows 3.1か95の時代でしたし。)
すべて手作業で処理して、クラスの傾向、生徒一人一人の傾向を分析するわけですから、相当大変な作業だったことだろうと思います。
今は、この詳細な結果を見れば、その子の「点数」という表面的な結果以上のことが分かるわけです。
これはもちろん定期テストもそうなんです。この前の記事で書いたように、丁寧に問題と解答(正誤)を追いかければ、必ず勉強の傾向、苦手な部分が見えてきます。
ちょっと勉強が足りてないだけなのか、ケアレスミス的な間違いが多いのか、もっと根本的なことが分かっていないのか、場合によっては、どのあたりまでさかのぼってやり直さなければならないか、とか。
[blogcard url=”https://www.kotonoba.jp/blog/to-do-after-examination/”]
親としても、我が子の点数だけに目を奪われるのではなく、分析的に眺めたいものですね。
その一手間が、「結果」を「次」につないでくれるわけですから!
今回のうちの息子の場合は、特に何か勉強をやり直させることもなかった(そのつもりもなかった)ので、とりあえず「漢検準2級、受けてみる?」とたきつけつつ、漢検サイトで準2級の過去問を一緒に解いてみました。
本当は読書だけしていてくれてもいいと思っているのですが、何か数字で見えて達成感を味わえた方がいいかも知れないな、などと思いつつ。
これも一種の「次」につなぐ方法ですね。