こんばんは。読書と学習法のナビゲーター、寺田です。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”icon-terada.gif” name=”寺田”]定期テストの結果が出たら、何をすべきか?[/speech_bubble]
今日の話題はそんなお話です。
生徒さんにとっても、
保護者の方にとっても、
指導者の先生にとっても、
この「定期テスト」というのは、
すごく重要なチャンスなんです!
[toc]
先々週、中学校の中間考査がありまして、
その結果が出そろいましたが…。
大変申し訳ないことに、
成績が下がった生徒さんがおりまして。
ことのば講師陣3人で、
指導者反省会をおこなうことにいたしました。
子どもたちにとっての定期テストの意味
定期テストの意味というのは、
子どもたちにとっては
1つしかありません。
それは、
自分の勉強法が効果的かどうか?
これを確かめること──これに尽きます。
点数が何点だったとか、
よかったとか悪かったとか、
上がったとか下がったとか、
そんなことはどうでもいいんです。
はい。
納得のいかない点数だったのであれば、
その原因は勉強への取り組み方に
その原因が必ずあります。
しっかり見直しましょう。
この件に関しては、
こっちの記事も読んでみてくださいね。(^^*
[blogcard url=”https://www.kotonoba.jp/learning-tech/to-do-after-examination/”]
指導者にとっての定期テストの意味
子どもたちにとっての意味を
裏返すと、指導者にとっての意味も
見えてきます。
それまで見えていなかった、
子どもの勉強の甘さ(自分への甘さ?)、
家庭学習の状況、
「間違った問題」への対処の仕方…
そしてもちろん、その子の弱点も。
とにかく、いろいろ見えてきます。
そして、そこはそのまま
「講師の指導の課題」になっているわけです。
ことのばの指導方針は、
その子の自律的な、学ぶ力を育む
です。
なので、
「分からなかったところの解き方を教える」
なんていう意味のないことはやりません。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”icon-terada.gif” name=”寺田”]いや、本当に分かっていなければ指導しますけどね![/speech_bubble]
テストの間違いの傾向を丁寧に確認しながら
そこに、どのような課題が見えてくるのかを
分析していきます。
間違えた問題の確認
⇒なぜ間違えたか?の分析
⇒その間違いを生んだ原因の検討
⇒それを克服するために必要な習慣の確認
⇒それを実践させるのに必要な仕組み・仕掛けの検討
そんな感じで次の試験に向けた
「指導者の対策」を考えるのです。
生徒が何かの問題を解けなかったときに…
3流の先生は正解を教えます。
2流の先生は解き方を教えます。
1流の先生は、正しい解き方が身につく学習法と学習習慣の指導をします。
…と、ことのばでは考えています。
このあたり、大手進学塾A進館で講師をしていた
若手の下司先生に、毎日課題を出して、
「どういう指導法が有効か」
を考え続けさせております。(^^)
期末考査では、全員が
「自力で点数を上げられた!」
と笑顔で言えるようにしたいところです。
保護者にとっての定期テストの意味
これはなかなか難しい問題です。(苦笑)
何が難しいかって?
親の務めは
「子どものやる気をそがない」
「子どもの勉強の邪魔をしない」
ことしかないからです。
中学生ともなると。
もし、お子さんの点数、成績が
奮わなかったとしたら、
ちょっと考えてみてください。
- しっかり、やる気を応援できただろうか?
- 本人のやる気をそぐような、あるいは心にリミッターを与えるようなネガティブな言葉をかけなかっただろうか?
- テストが戻ってきたとき、「点数=結果」ではなく、「取り組み=プロセス」に焦点を当てて評価してやれただろうか?
子どもですから、絶対に放任はダメ。
放っておいたら勉強しませんから。
でも、過干渉と圧迫はもっとダメ。
勉強のやる気が一気にそがれますから。
そして、もし塾に行かせてなお成績が上がらないとしたら、
お子さんに聞いてみてください。
上に書いたような3流の指導をしていないか?って。
こちらの記事も参考にして。(^^)
[blogcard url=”https://www.kotonoba.jp/learning-tech/what-is-teachers-job/”]
そんなこんなで、ことのば中学生コースは、
期末考査に向けて「勉強法を根底から変えさせる」べく、
指導体制を充実させて参ります。
追伸:子どもの成績が伸びる学習指導法を知りたくない?
実は12月に、私の学習法指導の師匠を
お招きして、コラボ講座をおこないます。
子どもの学習を何とかしたい!と願う
保護者の皆様、
学習指導者の皆様、
ご期待ください!