先日、息子の携帯電話を解約しました。
うちは夫婦共働き。
週末・連休は、私が出張で不在にすることが多く、
私がいる週は、妻が仕事に出ているという状態です。
そういう環境でしたから、連絡が取れるように
しておくと便利だろう、と判断していました。
それを、ようやく解約。
その理由は「自分の○○で行動する力」を
息子に身につけてもらいたかったからです。
子どもに「サバイバル能力」を身につけさせるために
私の教育の基本方針は、
「どんな時代、社会でも、
自分らしく、主体的に生きていく力を身につけさせる」
これにつきます。
読書のほか、漢字・言葉の勉強も重視しているのですが、
これは思考力・判断力の基礎を固めさせるためです。
「携帯電話の解約」もその一環。
そして、とても重要なことだと考えています。
私の考えるサバイバル能力の中核となる力
── 自分の○○で行動する力
これはサバイバル能力の中核にある力です。
ずばり「自分の意志で行動する力」。
親に相談して決めるのではなく、
自分の希望、周囲の状況などを総合的に判断して
自分の意志で決断する。
その決断がどういう結果を招いたとしても、
成長の糧として受け止めていく。
そういうふうに成長していってもらいたいと考えています。
別に威張るほどのことではなく、
普通なら自然と身につくことなんでしょうけど。(苦笑)
うちの場合、携帯を持たせていたことが、
彼の「自分の意志で決定する」ことを邪魔していたようなので、
遅ればせながら対処した、というところです。
「自分がどうなるかは自分で決める」という練習
もう1つ。
息子に「自分の意志で決める」練習として日記を付けさせています。
別に日々の生活を記録しろってことではありません。
自分が何をやり、何をやらないかは、
ちょっと先の未来まで視野に入れて、
自分の頭で考えて行動する ──
何かうまくいかないことがあったら、
どうしたらよかったのか、1つ1つを日々反省する ──
そんなことを習慣づけるための日記です。
※この本を参考にしてフォーマットを作っています。
⇒http://www.office-srr.com/books/1676
日記を付けさせることで、息子に学んで欲しいこと
その中で息子に一番学んで欲しいこと。
それは、やっぱり自分で考えて、自分の意志で行動すること。
自分で考えて行動したことで、
まずい結果になったとしても、絶対に怒りません。
ただ、「大人」「社会」の視点から
それをどう考えるべきだったのかということを
一緒に考える時間を取るようにしています。
そして、習い事、ゲーム、読書、学習などについてもそう。
親の想いを伝え、いろいろ提案しますが、
最終的には自分で決めさせます。
自分で決め、行動し、後に自分で評価していく。
反省すべき事があれば「明日の自分へのバトン」として
ちゃんとメモしておく。
そんな「自分を振り返るツール」が日記なのです。
サバイバル=自分らしく、自分の意志で生き抜くこと
自分の人生の主人公は、
他でもなく自分なんだということを、
ゆっくりと自覚させていきたいと思っています。
何かうまくいかないことがあったとしたら、
それは「他の誰か」のせいではなく、
間違いなく自分のせい。
もっとうまくやれるようなノウハウ・知識が
あればよかったのか。
もしそうなら、人生の先輩である私が教えてもいい。
お勧めの本があれば教えましょう。
(簡単には教えませんけど!)
それとも、単に「最後までやりぬく」という
意志が足りなかったのか。
そこは応援団として、しっかり背中を押していきたいと!
そこを見極めさせながら、
何でも「自分の意志でやり遂げる」練習を
今のうちからたくさんさせていきたいと思っています。
ま、そんなことを考えながら子育てしてますが、
実際には思うようにいかず、悩むことも多いんですけどね〜。(^^;