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文章力を短期間で高めるために絶対に必要な4つのポイント

作文・文章技術

あるとき、若者と会話をしていた時、こんな質問をもらいました。

社会人としてすごい成果を上げている(上げられる)人と、そうでない人の、一番の差はなんだと思いますか?

実は、似たような質問を、文章講座に参加してくださっている方からもいただきました。

上手な文章を書けるようになるためのコツってなんなんですか?

えっ? 似てないように見えますか?
 
実はこの2つへの回答、本質的に同じなんです。

文章上達の早道 ── その4つのポイント

文章上達の早道は、次の4つに集約されます。
 
「えー、こんなんめんどくさい!」とか思わないように!
 
時々「読むだけで文章力が高まる」とか「努力しないで文章力が高まる」とか、そんなスーパー煽り系の広告やブログ記事を見かけますが、そんなことあるかい!って話。
 
何かを学ぶのに王道なし、ですよ。
 
んで、その4つのポイントとは?

1.伝わる文章の基本を学ぶ

最初にしなければならないことは
「どんな文章が目指すべき文章なのか?」
を知ること。
 
文章をブラッシュアップする場合、

  • A.文章の表現技法
  • B.文章の論理構造

という2つの側面からアプローチしなければなりません。
その両方について、まずは本を10冊くらい買ってきて、
ぱらぱらと読んでみてください。
 
その上でA,Bそれぞれに関する教科書を選定し、
それで「目指す文章はどんな文章か」を
理屈で学んでください。

2.毎日、手本を筆写+音読する

1日15分でいいので、自分がいいと思う文章を筆写し、さらに音読します。
1で選んで教科書に模範例文がたくさん掲載されているようなら、
それが理想です。
 
ちなみに筆写するのは、言葉の使い方に意識を向けるため。
音読するのは、流れに意識を向けることと、いい文章のリズムを体で覚えるため。
 
理想は黙読・筆写・黙読(構造チェック)・音読という4階層です。

3.豊かな表現、描写の文章をたくさん読む・写す

何はともあれデータベースに入っていない言葉は出てきませんので、いい言葉、いい表現に出会えるようたくさん読みます。
ただし、速読で大量に読んでも意味がありません。フォーカスが「言葉・表現」に向きませんので。
表現辞典とか比喩辞典などを読んでもいいし、コピーライティングの先生が書いた本でもいいし、もちろん文学作品も忘れないようにしたいところです。

4.先生についてたくさんフィードバックを受ける

これなくして上達なし、です。短期間でやるなら、ですけど。
もちろん、いい先生を選びましょうね。
課題をたくさん出してもらって、たくさん書いて、いちいちフィードバックを受けましょう。
 
子どもの頃から本をたくさん読んでいて、ずーっと日記を書いてきたとかいう人であれば、文章読本などを読むだけで劇的に上達することがありますが、例外的な話です。出力+フィードバックがあって初めて成長が手に入るってこと、忘れないようにしましょう。
 
 
この3つのどれが抜けても、なかなか上達しません。
 
ちなみに「早道」と言いましたが、真剣勝負で取り組んで「そこそこ使えるレベル」になるのに合計20〜30時間。「かなりのレベル」になるのは、その数倍くらいでしょうか。一流と呼ばれるには1万時間必要と言われていますよね。
 
そしてこれ、これまでにも何度も登場したUプロセスで説明可能です。

出来る人は、ちゃんとやってきた人!

先日、すごく美しい、整った文章を書く文筆家の方とお話をしていたのですが、やはりというべきか、その積み上げが半端ではないレベルでした。
 
まさに上記の4つを小学校時代から徹底的にやっていたそうで。
 
私にとって未知の領域とも思える話がばんばん飛び出してきて、時間を忘れて聞き惚れる状態でした。
 
 
ここで最初の質問なんです。

社会人としてすごい成果を上げている(上げられる)人と、そうでない人の、一番の差はなんだと思いますか?

結局のところ、そういう地道で地味で面倒な作業をコツコツと続けられた人が「すごい成果を上げている」んですね。
 
そして、そういう人は「その人流の努力方法論」みたいなものを確立している場合が多く、何をやらせても人並み以上の成果を出してしまうものです。
 
私がご指導させていただいている速読トレーニングでも、速読をマスターした後の読書実践でも、文章トレーニングでも、コピーライティングでも、基本を守って、コツコツと努力することが最善・最短コースです。
 
コツコツ努力をして成果に結びつかないということはやり方が悪いという可能性が高いので、ちゃんと先生について、まめにフィードバックをもらう。
 
先生のもとで学べないなら、モデルとなる教材などと自分の作品・状態を比較して、できるだけ客観的なフィードバックを手に入れる。
 
そういう努力は、やっぱり早ければ早いほうがいい。
もちろん、誰でも同じように、どんなスキルでもできるとはいいません。
 
私たちには「DNA」というものがありますからね。
だから、「苦手なこと」を克服する努力よりも、自分が好きで、楽しくやれることに邁進した方がいいってことですね。(^^*
 
それならコツコツ継続っていうのが楽しく、楽にできますから!
 
ただ、読み・書き・そろばんと昔からいいますが、

  • 本を読む力、情報を処理する力
  • 人に伝わり、人の心を動かす力を持つ文章を書くスキル
  • 論理的に思考を深める力、柔軟に発想を広げるスキル

こういったビジネスのメタスキルとでもいうべきものは、ぜひ、少しでも早い段階で「コツコツやる、がんばり期間」を設定して取り組むことをお薦めします。(^^*♪
 
それらが身についた後の仕事の成果を考えると、早ければ早いほど、リターンが大きくなりますから!
 
お子さんの勉強でもそうです。学習塾で「テストの解き方」を学ぶよりも、本の読み方や文章の書き方を学んだ方が断然いいんです。
 
…と、社会人の皆さんへの指導を長らく続けてきて、そう確信しています!

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