本を読む子はこんな子!という、ちょっと驚くデータ

学研教育総合研究所が昨年発表した「小学生白書Web版」(2015年3月調査)に面白いデータがありましたので、ご紹介します。
 
本を読んでいる子って、こんな子なんだ!
だったら、やっぱり本好きに育てたいよね…そう思わされる調査結果です。(^^)
 
ちなみに調査はインターネットでおこなわれ、サンプル数1,200名(各学年男女100名ずつ)の子どもに対して、保護者付き添いのもとで回答してもらったとのこと。

何にでも熱中できる子どもは読書量も多い

まずは、「ほほー」となる、ちょっと面白いデータから。

  • 「熱中していること」が1つしかない子⇒平均読書数:2冊弱/月
  • 「熱中していること」が4-5個の子⇒平均読書数:4冊強/月

いろいろ熱中できる子は、読書にも意欲的ってこと。
 
でも、熱中していることが多くなると本を読む時間ってなくなってしまうのでは?なんて考えてしまいますよね。
それがそうでもないみたいで…
 
習い事の数と読書数の関係に関する調査結果はこんなことに!

  • 習い事が「3つ以上」のグループ⇒平均読書数:4.43冊
  • 「2つ」のグループ⇒平均4.22冊
  • 「1つ」のグループ⇒平均2.83冊
  • 「していない」グループ⇒平均2.35冊

もちろん「習いごとに無理矢理行かされている」のか「自分から意欲的にかよっている」のかでも違いそうですが、上の質問にある「熱中できる」というキーワードが鍵ですね。
 
これはその子の生き方、文化に関わります。
 
何事にも一生懸命になれる子は、習いごとが多かろうが何でも前向きにこなしてしまえるわけです。
そういえば、一流のスポーツ選手や起業家の皆さんも、たいてい読書家ですよね。
  
それと関連ありそうなのが次のデータ。

読書量が多いと、将来の展望が明確になる

今度は読書量と、就きたい職業名を具体的に回答した子どもの率の関係です。

  • 読書量が「0冊」のグループ:52.31%
  • 「1~2冊」のグループ:57.52%
  • 「3~5冊」のグループ:65.59%
  • 「6冊以上」のグループ:75.69%

これは明らかな相関性がありますね。
上のデータと併せて考えると、子どもの将来を考えるなら、まず何にでも一生懸命に取り組む姿勢(心)を育てることが大切なのかな、という印象です。
 
また、これに付随した調査で、「覚えている本のタイトル」を最大5つまで自由記述方式で回答する質問があったそうです。
その結果、いずれのグループでも、就きたい職業を具体的に回答した子どもの方が、本のタイトルを覚えている傾向にあったとのこと。
 
何にでも一生懸命に取り組める子というのは、ものごとへの好奇心や興味も高いことが予想されます。また、当然、集中力も高そうですしね。
 
じゃ、どうしたら本を読むようになるの? いい策ってある?
そう思ったあなたに朗報!
 
こちらのデータをどうぞ。

親の読書量と子どもの読書量の分かりやすすぎる関係

まぁ、ある意味で当たり前かなという話ですが、親が読む家庭では、子どもも自然と読むよね、というお話。

  • 親が本を1か月に6冊以上読む⇒子どもの読書量=平均6.9冊/月
  • 親が本をまったく読まない⇒子どもの1か月の読書量=平均2.1冊/月

「月7冊弱」ということは週2冊近く読んでいるということ。
本を読まない親の子の「月2冊平均」というのは、全然読まない子どももそれなりにいるはずですね。
 
読書量がゼロの子と、月に1-2冊でも読む子とでは、読解力に大きな差がついてしまいます。
 
子どもに本を読ませたければ、まず親が本を読みましょう・・・かね。(^^;

結論:子は親の鏡 「先ず隗より始めよ」

子どもに「勉強しなさい」、「本を読みなさい」、「何でも一生懸命にやりなさい!」と言い放ったところで、それが親子関係を悪化させる以上の効果がないことは、教育の世界では実証済みです。
 
親が何にでも一生懸命に取り組んでいる姿、読書を楽しんでいる姿を見せていくことで、子どもは自然と本を読むようになるし、何事にも一生懸命になれるって考えるべきでしょう。
 
まずは私たち親自身が、自分の生き方を少しずつ理想の方向に変えていきましょうか。(^^)

よかったらこちらの記事も参考にどうぞ。

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