【高校受験】夏休み、どこまで勉強したらいいの?(英数国編)

昨日の記事で、中3生用「理科・社会」の夏休み学習プランについて書きました。

英数国が、理科・社会と違うのは「その子の習熟度合いによって、かかる期間・時間に大きな差が生まれる」ということ。
 
とはいえ国数英についても、基本的にはまったく同じ発想で取り組ませます。
 
まずはことのばで配布している学習プラン表をどうぞ。
 
高校入試対策学習進行表(夏休み・英語)
高校入試対策学習進行表(夏休み・数学)
高校入試対策学習進行表(夏休み・国語)
 
これに関して若干補足しつつ説明してみます。

0.基本はUプロセス

記憶系の学習だろうが、技能・思考系の学習だろうが、学習パターンは同じです。
 
憶える対象が用語や人名・数値なのか、解き方なのかという違いに過ぎません。

1.Seeingは「確認」するだけの機械的作業

英語でも国語でも、もちろん数学でも、Seeingではコンテンツを確認していくだけ。
ここで時間を食ってはいけません。
 
国語・数学は基本レベルの問題を解きますが、これは実際の「問い⇒答え」の思考回路の使い方を再確認しているだけ。ですので、1秒以上考え込むことに価値はありません。そんな暇があったら、解答を確認して「解き方、使い方の確認」をさくっと済ませましょう。
そして、とにかく全体の進度を上げましょう。

2.Sensingでは、基本問題を何度も繰り返す

この過程では基本・標準レベルの問題について、「問題を読んだら、考えるまでもなく、自動的に答えが出てくる」状態を目指します。
ですから、国語や数学であっても、「問題文を読んだ瞬間に解法が浮かぶ」というレベルまで繰り返す必要があります。
 
ま、そこまで自動的な状態にするには、7-10回くらいやらないといけないかも知れません。
それは冬までかけて達成することにして、夏休みの間では、とりあえず「迷いなくスムーズに解ける」ことでOKとします。

3.問題集への取り組み方

問題集は単元ごとに「基礎」⇒「標準」⇒「実践」と進めるのではなく、「基礎」だけをすべて終わらせます。
基礎で間違える問題があれば、2と同様、すべてスムーズに解けるようになるまで繰り返します。
 
そうすることで短期間の間に全範囲を繰り返すことができますし、最後の最後までとにかく躓かずに歩みを進めていけます。
 
その方が記憶の定着にプラスに作用するという発想です。
科学的に検証したワケではありませんが、社会人の学習でも学生さんの学習でも「ストレスなく学習が進められる」ということで好評です。

4.やり直しについて

3.Crystallizingと4.Prototypingでは、若干やり直し方を変えています。
 
Crystallizingまではあくまで「経験を積む」ことを最優先します。「間違った問題、理解が浅かった問題はノートに丁寧にやり直す」ことは必要ですが、同じ問題を何周も解き直して、完全にスムーズに解答できるようになることを重視します。
 
これに対してPrototypingでは「解法の使い方」をマスターするフェーズ。
ですので、間違えた問題を丁寧に解き直すことはもちろんですが、多くの類題を1つ1つ丁寧にこなしながら、解法を自由に使いこなせる状態を目指します。
 
また、間違えた問題だけでなく、「ちょっとでも迷った問題」も、自分が迷ったポイントを確認し、それをどう考えたら迷いなく解けたのかということまで確かめた上で終了します。

5.実際の期間的な目安

夏休み中に2.Sensingまでを終えられたらOkと考えていいでしょう。
もちろん、行けそうであれば3.Crystallizingまで。
 
実際、薄めの問題集を使うということは「漏れ」もあることを覚悟しなければなりませんし、絶対的な演習量も不足しているかも知れません。
演習に取り組むと、弱い部分が見えてきますので、その時には「間違えた問題だけをやり直す」のではなく、「弱いカテゴリを基礎から補強し直す」という発想も忘れないようにしてください。
 
場合によっては秋からあらためて英単語をやったり、数学の計算問題をやったり…ということも必要になるかも知れませんね。
 
(そもそも、国語については古文・漢文を2学期以降の課題としていますし。)
 
 
ということで、長期展望でどう入試に向かっていくかという1つの例として参考にしてみてください!

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