真面目に勉強をしているのに成績が上がらない?

ちょいと前の話なのですが、
新規入会面談&体験受講で、こんな会話がありまして。

寺田
テスト前、何時間くらい勉強してる?
生徒さん
うーんと、2時間くらいですかねぇ…
寺田
・・・💦

 
まぁ、毎日2時間やればもっと点数がとれるだろっていう話だったわけですが、
その「やっているのに上がらない」理由はどこにあったのか?
 
それは勉強している様子を観察することで、
はっきりと分かりました。
 
意外と、

お母さま
うちの子、真面目にやってるけど、なんか毎回残念なのよね…

なんてことになっているなら、
点検してみるといいかも知れません…。

◆勉強法の指導で欠かせない3つの要素

ことのばでの指導は、
基本的に「勉強法」の指導に徹しています。
 
それは、大きくは次の3つの要素からなっています。

1.効果的な勉強のステップ+方法の指導

闇雲に勉強しても成果は上がりません。
やっても成果が上がらなければ、
子ども達は意欲を失っていきますよね。
 
なので、これはとても重要です。

  • 日々の予習・授業・復習をどう組み立てるか?
  • 試験前の3週間程度の勉強をどう計画し、どう進めるか?
  • 暗記学習で、どういうやり方が効果的か?

こういったことを、オリジナルテキスト(小冊子)と
教科別の勉強手順解説プリントを使って指導します。
 
こんな⇓プリント⇓

寺田
この「やり方」が分かると、すぐに成果につながるので、勉強が楽しくなるんですよ。
そして、楽しさが分かれば、自宅でも勝手に勉強するようになるののです!

このあたりの記事が参考になるでしょうか…

2.勉強のプロセスのチェック

勉強のやり方は、慣れるまで徹底的にプリントに
書かれているステップに沿って取り組ませます。
 
これをおろそかにすると、徐々に自己流、元のやり方に
戻っていくんですね。
 
ま、この「やり方」は型をなぞるだけなので、
難しくありません。
 
が、問題はその質です。
 
今回の場合、英語の学習法を指導しつつ、
自習させ、それを観察してみたのですが、
いくつか気になる点が見つかりました。

i)模範の朗読と自分の発音が、まったく違っても気にしない。
  • A.複数形のsを発音していない
  • B.”she”が”see”に、”head”が”had”になっている
  • C.イントネーション、文末の上げ下げがない

Bは単に「発音が悪い」という問題ですが、
Cは先生の説明を聞いていないか、
聞いていても活かそうとしていないという問題があります。
 
これはちょっとまずい。
 
さらにAが問題です。
 
というのは、細かなことに意識を向けておらず、
雑に勉強してしまっている可能性があるからです。
 
テストで三単現のsが抜けたり、単数だったか複数だったか
分からなくなったりといった「惜しい」ミスが連発することになります。
 
事象としてh「惜しい」のですが、
勉強のやり方としては、「実に残念!」なんですね。
 

ii)「His」を「He’s」としたり、「彼の」を英語に訳せなかったり…

一通り本文を完全暗唱させて上で、
最後に英語語順の和文からの英作文を
させてみたところ、こういうミスがいくつかありました。
 
これはかなり重症です。
 
暗唱できていて、それなりに英作文も出来ている。
 
この結果(ノート)だけを見ると「よし、惜しかったな!」なのですが、
作文している時の悩み方を観察し、さらに間違いを細かく分析すると、

寺田
なんだ、英語の基本が分かってないじゃんか!

 
ということになるわけです。
 
その時のことでいうと、

  • 実は、係りと受けが正しく捉えられていないなど、日本語力に問題がある。
  • I-my-me:you-your-you…といった主格・所有格・目的格が分かっていない。
  • 主語+動詞の組み合わせが理解できていない。

という問題が発覚しました。

寺田
「とにかく勉強させる!」ではなく、どこに問題があるのか、丁寧に探ってやらないといけませんね!

3.自分の分かっていないポイントに気付かせる指導

指導をしながら「雑さ」が見えたら、
本人にそこを自覚させるようなツッコミをします。
 
例えば…

寺田
このstudiesって、なんでこんな変な綴りになってるの?

とかね。
 
その上で、

寺田
これって、教科書のどこに説明がある?

と尋ねた上で、探させ、
教科書の解説をノートに書き取らせます。
 
そういう問いかけを通じて、
自分が書いている言葉の1つ1つを、きちんと説明できるような、
何のために書いているのかが分かるような、

メタ認知」を育みたいわけです。
 
最終的には

「自分が分かっていないところに気付き、
 自分で課題を設定してクリアできる力」

を育みたいな、と。
 
そのためにも、まだまだ指導者としての研鑽が、
私(たち)自身に必要です。
 
がんばらねば!

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