応用問題をたくさんこなしているのに、点数が伸びないとしたら?

学習法・学習指導

10月も下旬に突入し、そろそろ「受験」というものがリアルになり始めています。
 
来月の初めに実施される実力考査で、私立高校の志望校を決めることになるはずです。
 
そうなると、微妙に歯車が狂い始めることがあるんですね。
「とにかく、次の試験までに、模擬試験で1点でも高い得点を上げたい!」みたいな想いが強くなってきます。
 
そして、いろいろ応用問題に手を出していくわけですよ。
 
塾によっては、とにかくひたすら実践的な問題プリントをさせて、「テスト慣れ」させようとしているかも知れません。
 
ただ、それって危険だよなーって思うんですよ。
 
だって、受験の本番は2月から3月にかけてのこと。
今は自分にとって足りないことをしっかりと積み上げるべき時期なんです。
 
応用が解けないから応用問題に大量に取り組もう!という発想を持ってしまっている人は、ちょっと冷静になった方がいい。
 
その前に、そもそもの計算力や読解力、思考力は育っているのかってことを考えないと!(^^;
 
 
応用問題をやるとしたら、週に2-3回とか、毎日やるなら1日に30分だけとか、そんな程度で十分。
そして、その目的はといいますと、「自分がどんな問題に苦戦するのか、どの領域の学習が不足しているのか」を分析することです。
 
例えば、英語で応用が解けず苦戦しているとしたら、そもそも日本語の運用能力に問題を抱えているってこともあるかも知れません。
あるいは単語力が不足しているかも知れません。
 
数学なら、基本的な計算とか因数分解の基本練習量が足りないのかも知れません。
 
実際、応用問題に取り組むこと「問題に慣れてきて点数が上がった!」って言える人というのは、基本・標準レベルの問題を十分に質・量ともこなしてきた人だけなんです。
 
そうじゃない人は、応用問題に取り組むことで時間をロスしてしまうだけの結果となり、効用としてはプラスよりもマイナスの方が大きくなってしまいます。
 
まさに「労多くして功少なし」です。
 
 
もし、お子さんが応用問題で苦戦しているとしたら…たくさん問題をこなしているのに一向に点数が伸びないとしたら…
 
基礎力が足りていないことを疑ってかかりましょう。「応用問題が解けない」というのは、「応用問題のトレーニングが足りていない」のではなく、「基本が出来ていない」可能性もあるんですから!
 
英語の単語は大丈夫でしょうか?
 
計算問題、因数分解、方程式など基本中の基本ともいえる力は十分に付いているでしょうか?
 
もし、そういう部分が弱いことが判明したなら、「テスト慣れ」を焦らず、基礎固めをしっかりとさせましょうね。(^^)

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