広い視野の中で情報をとらえる

実を言いますと、書籍『子どもの速読トレーニング』に、すべてのトレーニングを掲載することはできませんでした。
 
これはページ数の都合と、あまりたくさんのメニューが並んでいると、家で指導する時に迷ってしまうだろうという2つの理由からの判断です。
 
そういうわけですので、このブログでは、割愛されたトレーニングについても解説しておこうと思います。

メダケデ迷路トレーニング

その1つが「メダケデ迷路トレーニング」です。
 
なんてことはない「迷路」なのですが、やり方を工夫しています。
 
それは、「指やペンを一切使わず、目だけで迷路をクリアする」という方法です。

視野を絞り込まず、広い視野の中で対象を的確にとらえる

このトレーニングには、大人の速読トレーニングで採用している「スムーズ追跡」を補完する役割を持たせています。
 
それは、リラックスして視野を緩め(広げ)、その広い視野の中で、とらえたい対象に的確に集中力を乗せていく力を養う、というものです。
 
最初は超簡単なもので、その感覚を確かめます。

■簡単過ぎて一瞬で終わる迷路。

maze-1-3
 
このレベルですと、子どもたちは1~2秒でクリアしてしまいます。
 
ただ、できてしまうのですが、あえて「広い視野の中で、イメージを走らせる練習を丁寧にやろう」と指導します。
 
そして、徐々にレベルを上げていくわけです。

■慣れると数秒でクリアできる迷路

maze-2-6
 

■込み入った迷路にストレスを感じないでやる!

maze-3-3
 
3つ目の迷路になると、初見で40秒以上かかる子どもも当然います。
 
しかし、リラックスして視野を緩めさせ、その上で集中するようにさせると、やはり10数秒でクリアできるようになるものなのです。
 
このレベルでも簡単にできる子どももいます。
ですが、そこであえて適当にやって終わらせず、少し丁寧に取り組ませます。
そうしないと、さらに難しい迷路にぶつかったときに、上手に意識をコントロールできなくなるからです。
 
ちなみに、この3つ目の迷路だと、速い子どもは、4~6秒でクリアしてしまいます。
 
最初、40秒以上かかっていた子どもでも、2~3回ほど取り組み直せば、やはり10秒程度でクリアできるようになってしまいます。

タブレット用のアプリやPC/Mac用のソフトで!

教材はパソコンやタブレットで簡単に作ることができます。
 
Googleで「迷路」とか「maze」とか、そんなキーワードで検索してみてください。
 
ちなみに、私は「プリント迷路」というWindows対応ソフトで作成しています。
 
リラックスと集中のバランスを作るという重要な意味を持ちながら、子どもたちにとって、楽しく取り組めるトレーニングです!

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