ことのばが目指す「速読」って?

ことのばでは、「1ページ6秒の快適な読書を!」と看板にうたっています。

でも、教室でそんな指導をしているかというと、そうでもありません。

ことのばでは、速読を

読書力(経験値)×技術(体の使い方・集中力)×フォーカス

という、3つの要素のかけ算でとらえています。

ですから、目の前の子どもの読書力、経験値に応じて、目標が変わるわけです。

そして、当然ですが「フォーカス」が変われば、速さが変わります

丁寧に、言葉を吟味したり、内容を分析したりする時は、じっくり丁寧に。
流れをつかんだり、学習内容を整理したりする時は、ざっと軽やかに。

大切なことは、フォーカスに応じて「適切に、コントロールされた読み方」を実現できることなのです。

目指すスピードの目安

実際のところ、子どもたちの到達するレベルは様々です。

それは「その子が、これまでにどれくらいの本を読んできたか」次第。

ですので、ここで「目安」という場合、「そこそこ、本を読んできた子ども(小学校5~6年生)」という条件がつきますが、以下のような感じでとらえています。

  • 小学生向けの小説を丁寧に読むスピード:1ページ9秒前後
  • 同じく、普通に楽しむ程度に読むスピード:1ページ6秒前後
  • 同じく、ざっくりと流れをつかむスピード:1ページ3秒前後

中には「本が大っ嫌い!全然、読んでない!」という子どももいますので、そういう子は「1ページ1分以上」ということもありえます。そして、それを「レベルが低い」とは考えません。

大切なことは、取り組む前に比べて、本に対する拒否反応が薄れることだったり、「本を読んでみよう」と思えることだったり、そんな「変化」です。

取り組む期間は?

取り組む期間は、だいたい半年~1年とお考えください。

成果が感じられ、スピードが明らかに変わるのは2ヶ月くらい経過した段階です。

それを使いこなしながら、読書経験を増やしていく作業に、さらに2~3ヶ月を費やす、考えておくといいでしょう。

もちろん、もともと読書家の子どもは1ヶ月で超絶なスピードをマスターし、使いこなしますが…。

逆に読書が苦手…という子どもであれば、もう少し時間を書けて「読書アレルギーを取り除く」ことになるでしょうか。

子ども向けの速読講座で大切なこと!

子ども速読講座に取り組む上で、とても大切なことがあります。

それはまず、成果を急がないこと!

その子の成長のスピードで、ゆっくり見守り、応援してください。
もちろん、コツコツとトレーニングを続けること、読書を楽しむことは、積極的に環境整備で支援していただきたいものです。

そして、使いこなす意識を持たせること!

せっかく教室で発揮できているスピードを、日常の読書で使おうとしない子どももいます。

それはもったいない話です。

学習、テスト、読書などなど、場面によってスピードの使い方は様々です。
絶対的なスピードがあるわけではありません。
その子なりにつかんだスピード・理解度のバランスでいいんです。

それを日常から体験して、「その場面で最適なスピード」をコントロールして発揮するように、意識づけてやりたいものです。

以上、ことのば・子ども速読講座の「速読」のお話でした!

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