子どもに速読トレーニングをさせてみたけど…

先日、拙著『子どもの速読トレーニング』を読んで、
子どもに速読トレーニングをさせてみたのですが・・・
というお問い合わせをいただきました。
 
『子どもの速読トレーニング』

 
この書籍の中に「ページ見わたしトレーニング」という
非常に重要なトレーニングがあります。
 
読書のボトルネックとなる「目・視野の使い方」を
リセットして、読書のストレスを取り除き、
快適に本を読めるようにするためのものです。
 
無料で配布しているフォーカス・リーディングソフトを
使うことで、簡単に実践できるようになっています。
 
 
ただ、数回やらせてみたけど効果を感じられないよ、と。
 
うーん。そこはなかなか難しい問題です。
 
速読ってある種、スポーツのようなものですから、
文字として表現されている説明の通りにやったとしても、
それが本当に、こちらの意図したとおりにできているかが
分からないんですね。
 
 
レッスンでは、その子の読書力を踏まえ、
トレーニングの手応えをヒアリングしつつ、
さらに目の動きをチェックしながら進めていきます。
 
そこそこ、読書をたしなんできた子であれば、
数回も取り組めば、それほど苦もなく1ページ9秒で
普通に読めて、読んだ内容を紙に書き出すくらいは
できるようになるものです。
 
しかし、例えば、読書にひどくストレスや苦手意識を
感じている場合には、まずはゆっくり本を読ませるところを
大事にしながら、時間をかけて集中力アップトレーニングと
視覚系トレーニングに取り組ませます。
 
あるいは、目の使い方が悪い(癖を持っている)ということもあります。
 
目の使い方は、基本的に本人は無自覚なので、
かなりしっかりと観察して対処する必要があります。

それをどう矯正するのか、
あるいは違う方法を選択するのかといったことを
適宜ヒアリングをしながら考えていくことになりますね。
 
 
秋から、いくつかの学習塾で子ども速読を採用してもらい、
指導を開始していただくことになっていますが、
そういう「イレギュラーな結果」が出たときの対処は
マニュアル化しづらいため、その時々、十分に指導者から
ヒアリングをしながら、対処法を一緒に考えていくことになるでしょう。
 
ま、とりあえず、本を読む習慣を付けさせることであったり、
同じ本を2回、3回と読む体験をさせて、
「読むほどに理解が深まる」という体験をさせることであったり、
濃い読書体験が積み上がっていくような指導ができれば、
長い目で見たとき、必ず学力にプラスになっていくものです。
 
速読修得を目的とせず、
集中力を高めたり、読書を習慣化したり、
そういうお手伝いができれば、
本来の目的である「言葉を豊かにする」とか
「読書力・読解力を高める」といったことは
実現できるわけですしね。
 
もちろん、どんな本を読ませるかとか、
読んだ後に、どういう処理をさせるかとか、
そういう「読書戦略」は必要です。
 
そこは十分にメソッドがあるので大丈夫かと。
 
 
ということで、もし拙著『子どもの速読トレーニング』の
内容を子どもにやらせてみて、なかなか思ったような
成果が上がらないなーという場合は、気軽に相談してくださいませ。(^^)

そしてもし、福岡にお立ち寄りになる機会があれば、
ぜひ、ことのば教室に相談にいらしてくださいませ!

関連記事

  1. 書籍「子どもの速読」関連教材、無料プレゼント!

  2. 講座開講から半年が経過しました…【ことのばNEWS】

  3. 子どもにとっての速読トレーニングの意味

  4. 速読は有効?⇒小学校時代に読んで欲しい「本の冊数」

  5. 読書のモチベーションを、どう高めるか?

  6. 速耳音声教材で聞き取り&メモのトレーニング

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。