子ども速読講座「ことのば」4ヶ月が経過して…

現在、週1回(75分)のペースで子ども向け速読講座をおこなっています。

「速読」とは銘打っていますが、実質的にやっているのは、
「読書」「国語力トレーニング」「集中力トレーニング」が中心。

特に「読書スピードを上げるための取り組み」ということはやっていません。

子どものうちに無理な速読をさせるのは、その子の国語力や読書力を破壊する可能性があると考えているからです。

読書が「苦手」「嫌い」からのスタートして4ヶ月…

今いる生徒は全員、「読書が嫌いで、親から無理矢理連れてこられた」という状態でした。

昨年の生徒たちのほとんどが読書が大好きで、もっと読みたくて速読講座に来たというのと180度違います。(そういう風に集客したからですが!)

そういうわけですので、普段の読書は基本的に「普通に、ゆっくり読もう」と指導しています。

それでも、これまで「読書量:ほぼゼロ」だった子たちが週1冊以上のペースで読んでいます。

夏休み中の目標は「最低10冊」。

今は「行動を変える」ことが目標になっていて、「成果」(学力、成績)は目標に入れていません。

目標達成の第一段階は「行動」を変え「新しい習慣」を手に入れることです。

現段階の成果として、読書や学習の際の「正しい姿勢」と「集中状態」が30分以上持続するようになっています。これはすごい進化なんです!

本が嫌いで10分も読み続けられないような状態だったのに、今では(夏休み中)1時間以上、集中して本が読めるようになっているんですから。

読書経験の積み重ねによる「言葉の蓄積」と「集中力」の相乗作用で、来年の春ぐらいには、勉強の方にも成果が出ているだろうと考えています。

速読の具体的な成果

速読技術の方も、3ヶ月前は「ざっと読んで流れをつかむ」と指示しても、1ページ30秒以上かかっていました。

というか「ざっと読む」「流れをつかむ」という作業が「???」でした。

今は、1ページ9秒前後でおよその流れをつかめるようになっています。

ここでいう「ざっと」というのは、内容は十分に理解できるが、しっかりと味わえない状態。大人の考えるイメージより丁寧な状態です。

たった週に1冊ずつ読むだけでも、4ヶ月でこれだけの変化、成長が見えてきます。

これが単純に1年、2年と積み上がっただけでもすごい成果につながりそうな予感がしますよね!

これからの展望

ここまでに読んだ本は、せいぜい20冊。
しかも、読んだ本は「小学校中学年向けのライトな小説」です。

ここから少しずつ本のレベルを上げていきながら、「頭をひねりながら、少しずつ読みこなす」ことに挑戦させていく予定です。

講座では、手始めに岩波ジュニア新書を読ませています。

家庭での読書については、週1〜2冊ペースを目標に、ちょっとレベルが上がる宗田理さんのシリーズに挑戦させつつ、「15少年漂流記」などの名作に挑ませる予定です。

これが彼らの情報処理力、学力にどう影響を与えていくのか、今からとても楽しみです!

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