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セミナーで声が出なくなった!⇒その結果、受講満足度が…(汗)

四方山話・コラム

むかーしむかしのお話でございますが、某電力会社の社員研修に、毎年、講師として呼ばれておりました。
 
一般的に、大企業のサラリーマンさんというのは、往々にして「学びのための読書」と無縁な生活を送っていらっしゃるもので。(単なる私の偏見ですが。)
なのに、なぜか私のビジネス速読術講座は人気講座になっており、30名の募集に対して100名以上が集まり、3回往復ほど新幹線の旅をすることになったのでございます。
 
そんなこんなで3週連続3回の講座をすることになったある年、2回目の講座で、ランチを食べた後、なぜか急に声が出なくなるというハプニングに見舞われました。
 
マイクを使っても無駄なレベル。(一応、使いましたが。)
そもそも声になっていないんですね。
 
それでも、丁寧に声を絞り出しながら1日を終えたのでございます。
 
その翌週は快調にしゃべり倒して終了。
 
 
しばらくして「3回のセミナーの評価」が届いたのでございますが…。
 
毎回届けられる、受講者による4点満点の評価。
 
その結果が!(汗)
 
 
なんと!
 
 
なんと、声の出なかった回が一番高評価なんですよ。(笑)
 
声の出なかった回で、唯一評価が低かったポイントが「時間は適正でしたか?」というもの。
これに対する回答で「もっと時間をたっぷりとって取り組みたい」というものが多く、それが評価を下げていたんです。
それでも、全体の評価は最高。
 
 
その時は何とも複雑な、ちょっと笑っちゃうような感覚でしたが、学習理論を学んできた今なら、この意味が分かります。
 
実は、「声が聞き取りづらい講座の方が高評価になる」のは、理屈に合っているんです。
 
学習効果を考えたとき、分かりやすい内容、間違いなくやれるワークだと、その場の理解度・満足度は高まるのですが、すぐに忘れてしまうものなんです。
 
逆に、読みづらいフォント、憶えていそうで思い出せないワーク、やるのが困難なワークなどなど、脳に負荷がかかるものの方が学習効果が高いことが、科学的な研究によって明らかにされているんです。
 
そして聞き取りづらい講演も、同じような効果が働いたと考えていいでしょう。
聞き取りづらいから一生懸命に聞く、一生懸命にメモを取る。その結果、集中して取り組める、と。
 
 
学習の成果は、どれだけ集中して取り組めたか、どれだけ想起作業を繰り返せたか、どれだけ脳に負荷をかけられたかで決まります。

  • テキストを見ながら音読・筆写する
  • 間違えた問題をすぐに解き直す
  • 読みやすいテキスト、よくまとまったテキストで快適に学習する

こういう快適な学習を、できるだけ排除しなければ「がんばってるのに成果が上がらない」ってことになってしまいかねません。
 
 
お陰様で、どうしたら超効率的に学習を進められるのか、経験的な知見、科学的な知見からかなりの具体的なノウハウが蓄積されてきました。
 
近いうちに、それらを整理して発表できるように、現在がんばって編集作業を進めております。
楽しみにしていてくださいね。(^^)

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