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STAP細胞小保方氏の博士号剥奪から、親が学ぶべき3つの教訓

四方山話・コラム

あのキラキラした笑顔で夢の(幻の?)STAP細胞の発見を語り
世界に大きな夢を与えて大ニュースとなり、
最後は世界を大きく落胆させ、
大騒動を巻き起こした、「あの小保方晴子さん」。
 
博士論文にまで疑義が生じ、
とうとう博士号剥奪という、
なんとも痛ましい結末を迎えました。
 
(トップ画像はThe Huffington Post 2015.10.29のニュースより)
 
それにしても、激レアなお名前ですから、
おそらく全国の小保方さんは、さぞ肩身の狭い想いを
なさったことと思います。(^^;
小保方・同姓同名ランキング
「同姓同名探しと名前ランキング」より

私たちは、小保方STAP細胞ねつ造疑惑から何を学ぶべきか?

さすがに1年も経つと世の中も飽きてしまったらしく、
博士号剥奪という、ある意味、衝撃的な「コトの顛末」も
今回は思いの外、あっさりと流れていった印象です。
 
私も、はっきり言えば小保方さんの問題には
すでに興味がありません。
 
真実がどうあれ、現段階としては「ねつ造だった」が
ファイナルアンサーとしか言いようがありませんし、
 
犯罪者として社会的制裁は必要でしょうけど、
それを観衆が面白がって私刑(リンチ)よろしく
煽り立てるのも品がありません。
 
ただ、親・教育者としては
あの一連の事件からも学ぶべき教訓はあるわけで、
それについて、軽く触れておきたいと思います。

1.論理的思考力を育てましょう

記者会見でも思いの丈を込めて
 
「200回以上成功しました。
 STAP細胞はあります!」

 
と、空っぽの主張をしていたのは、
誰しも記憶に残っていることと思います。
 
あのときも散々言われたことですが、
科学を名乗るなら「論証責任」を果たさなければ。
 
というか「公の場で意見を言う」のであれば、
論証責任は誰もが背負うこと。
 
意見・主張は、明白な事実に支えられて初めて
説得力を持ちます。
 
論文でも、その論証が他の論文からのコピペや
ねつ造、盗用だったから非難されたんです。
 
200回というなら200回のデータを示せばいい。
でも、その根拠(データ)となるべき実験ノートも
子どもの落書きレベルだったことはご存知のとおり。
 
子どもが「おもちゃ買ってよ、みんな持ってるんだよ」と
主張するのと同じレベルというのは、科学以前の問題ですね。
 
「意見は具体的事実と論理付けを添える」習慣を
子どもの頃から身につけさせたいところです。
 
論証責任
 
親自身も自信ないわ!という場合は、
この本で学びましょう!
『高校生のための論理思考トレーニング』

2.「結果がすべて」ではないことを理解させる

社会に出たら「結果がすべて」という評価にさらされます。
それは確かです。
 
でも、そこに倫理観や信念の正しさがあってこそ
本当に評価されるべきものであることは、
人としての大前提です。
 
小保方さんは、子どもの頃から「うそつきだった」と
昔を知る友人達から言われています。

「バレー部の件を知っている人からは『でも、うそつきだったよね』という声が最初の会見のときから出てました。その後、論文の盗用、コピペなどの話が出て『やっぱりね』となりました」
── 2014.03.19 東スポWebより

あくまで推測に過ぎませんが、
親や教師が「結果だけを見て評価する」ような姿勢を
見せていたのかもなぁ、と思ってしまいます。
 
教育の世界でよく語られることですが、
結果ばかりを褒めてしまうと、
結果を求めるプレッシャーから
ずるをするようになると言われています。
(⇒例えばこういう話
 
親の背中から、あるいは子どもとの日常の関わり方から、
正直さや、過程・努力の価値といったものを
伝えていきたいものです。

3.やっぱり「見た目が9割」?!

蛇足といえば蛇足ですが、
すごく大事なことなので1つ。
 
小保方さんが良きにつけ悪しきにつけ、
あそこまでセンセーショナルに採り上げられたのは、
やはり「見た目」が大きいのではないかと思うわけです。
 
人は見た目が9割 やっぱり見た目が9割
 
名著影響力の武器『影響力の武器』でも、こんな言葉が紹介されています。

法廷弁護士の最も大切な仕事は、
依頼人が陪審員から好かれるようにすることである。

ハロー効果という言葉をご存知の方も多いと思います。
 
私たちはいったん「見た目の印象」から評価を下してしまうと、
それをベースにして対象を評価し続けてしまいます。
 
そしてこれはきっと、
円滑で良好なコミュニケーションの秘訣でもありますよね。
 
明るく元気な挨拶と笑顔、そして愛想があれば、
たいていの社会でうまくやっていけるものです。
(能力を評価される社会、組織であってもね。)
 
 
 
ということで、親として小保方ニュースから学ぶべきことを
3つのポイントで語ってみました。
 
こういうニュースを、「やーねー」レベルの
下世話な話で終わらせず、
親としての価値観や倫理観を伝える題材として
食卓の会話ができるといいですね!

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