自転車は転ぶごとに上達していくものですね!

今日は一日いい天気でしたので、
まもなく4歳になる息子と一緒に
近所の公園に遊びに行きました。
 
今、息子のマイブームは自転車。
もちろん補助輪付きです。
 
三輪車もろくすっぽこいだことがないのに、
いきなり自転車が欲しいと言い出して、
先週、近所の自転車屋さんで買ってきた次第。
 
まだ自転車に乗り始めて4日目なのですが、
どんどん上達していくのが、見ていて頼もしい!
 
今日は公園で遊んでいる人が少なかったので
(小さな子達が砂場遊びをしているくらい)、
公園内で自転車に乗らせました。
 
私は基本的に手を貸しません。
 
道路に出て行かないようにってのと、
他の子ども達と接触したりしないように
監視するだけ。
 
カーブでスピードを出しすぎて転倒するごとに、
ブレーキングの技と体の使い方が上達していきます。
 
排水の溝にはまるたびに、自転車を起こしたり、
押し出したりするのがうまくなります。
 
軽い上り坂では、最初こそ「立ち上がってごらん」と
アドバイスをしましたが、両足にどう体重を乗せれば
前に進んでいくのか、徐々につかんでいきます。
 
「自転車に乗る」という体験1つを取ってみても、
いろいろな失敗をしながら、対象となるものと
戯れる経験が、どんどん神経を発達させていくんだなぁと
しみじみ感じます。
 
ほんの4日前まで「パパぁ、優しく押してよー」と
こわごわ乗っていたのが嘘のようです。
 
 
息子とそんなこんなで遊んでおりましたら、
保育園のクラスのお友達が、
やはり補助輪付きの自転車で現れました。
 
自転車を見ると、もう随分と乗っているのかな?と
思わせる状態ですが、あまり上手に乗れていません。
 
その様子を眺めていると、なぜその子があまり
上手に乗りこなせないのか、すぐに分かりました。
 
何かトラブルが起こると、すぐにお姉ちゃんが
助けてくれるんですね。(^^;
 
草むらにタイヤがはまっても、
砂にタイヤを取られても、
全部お姉ちゃんが助けて上げています。
 
転んだら泣き叫びながら、
お姉ちゃんが自転車と体を起こしてくれるまで
固まって動こうとしません。
 
うちの息子と競争している時も、
負けていると思ったら、お姉ちゃんがすぐに
助けを出します。(苦笑)
 
自転車を後ろから押してやったり、
時には弟が20mくらい先に行くまで、
うちの息子を引き留めてみたり。
 
 
ある意味、ちょっと微笑ましい、
苦笑してしまう光景ですよね。
 
「子どものすること」って笑うのは簡単です。
 
でも、同じことを親がやってしまうことは
よくありそうですよね。
 
学校の準備の手助けをしたり、
「勉強しないの?!」って先制攻撃したり…
 
「あれはいいの?」
「これは大丈夫?」 
「あれを忘れてない?」
「あれ、買っておいたわよ」・・・
 
子どもの失敗のチャンス
ことごとく奪ってしまう手助けです。
 
 
いい判断は、価値ある失敗経験を通じて
育まれるもの。
 
その失敗経験は、まずい判断から生まれるもの。
 
まずい判断で手痛い目に遭ってこそ、
成長が手に入るってわけです。
 
そこを乗り越えてきた大人が、
今からそれを乗り越えようとする経験を
子どもから奪ってしまうことがないように、
気をつけたいものですね!

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この記事を書いた人

フォーカス・リーディング主宰者

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