ヤマダ電機の新店瞬殺撤退から学ぶ人生戦略

昨年の春に、ヤマダ電機が東京各所に、中国人爆買いを当て込んだ新規出店をしたというニュースが、メディアを賑わせました。

それについて、私はその秋、このヤマダ電機の戦略って子育て論というか人生戦略論的に反面教師にしたいよね、という趣旨の記事を書いたわけですが…

私はこのニュースを、いつか息子との会話のネタにしようと思っています。
「なんで、おばあちゃんちの近所のヤマダ電機はつぶれたんだと思う?」って。
そして、他人や外部のものに過度に依存して、自分のやりたいことや未来を描いてしまうのは、実はとても残念なことなんだよって。
魅力的に見える「外」のものを追いかけるのではなく、自分の内側にある「本当に大事にしたいこと」を追求することに、人生の価値があるんだよって。

予想通りというか、予想よりも相当早く、当時の目玉であったうちの1つ、「LABI アメニティー&TAX FREE 新橋銀座口店」が閉店したというニュースが流れたのはゴールデンウィーク明け。

これについての山田昇会長コメントが、今朝の日経新聞・朝刊1面の特集記事にありました。

「インバウンドは経営の核にならない」

そんなこと、多少なりとも冷静なアタマの持ち主であれば、簡単に分かることです。

個人のスモールビジネスがブームに乗ってホームページを作るのとは、スケールの違うビジネスなんですから!(苦笑)

今日の教訓

この記事を読んであらためて思うのは、結局のところ、「自分の本当の価値」で勝負できる人が一番強いってこと。

ブームをとらえて、ちゃっかり成功している人は確実にいます。
でも、それもそういうアンテナと「ノッカリ」という特技を持っているから可能なんですよね。

でも、自分の価値を見つめ、磨くことなく、外へ外へと目を向けて、時間とエネルギーを浪費してしまうのは、人生戦略として非常にリスクの大きなことなんですよ。

自分が自然体で、無意識にやり続けてきたこと。
楽しんで、得意としてやってきたこと。

そんなことが1つでもある人こそが、先の見えない時代をサバイバルできる人なんです。

ついでにいうと、それを磨いて、外に認められる「価値」として完成させ、その価値を言葉で伝える力さえあれば、必ず生き残っていける。

今朝、朝刊で出会ったヤマダ電機の会長の言葉。
あらためて、いい刺激になりました。

我が子に伝えたい教訓として。
そして、自分自身の軸を再確認するきっかけとして。

針鼠の概念は、最高を目指すことではないし、最高になるための戦略でもないし、最高になる意思でもないし、最高になるための計画でもない。最高になれる部分はどこかについての理解なのだ。
── 『ビジョナリーカンパニー2』(p.157)

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