AIの普及で要らなくなるのは、私かも知れない。(汗)

先日報道された「AIが癌患者の命を救った」というニュース。
 
かなりの衝撃です。
 
それでいて、「まー、そうなるよねー」という、どこか「薄々分かっていましたよ」という感覚もあり…。
 

 www3.nhk.or.jp 
エラー|NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2016_0808.html

このNHKニュースによると、

2000万件もの研究論文や1500万件を超える薬などの特許情報、さらにすでにわかっているがんと関連する遺伝子の情報などを「ワトソン」に学習させ、診断が極めて難しく、治療法も多岐にわたる白血病などのがん患者の診断に役立てる臨床研究を進めています。

だとのこと。 
 
プロの知識の究極の結晶である学術論文と、薬の特許情報、そして患者のデータ。
そういうデータが揃えば、プロの判断を越えられる?

これまで私たちが考えていたような「専門家の膨大な知識と多数の診療経験に基づく智恵」という、アリストテレスが語って以来、信頼されてきたプロの知見・知恵(エピステーメテクネーフロネーシス)の価値が相対的に下がるってわけで。
 
だとしたら、本当にあらゆる知的プロフェッショナルの仕事が様変わりしそうです。
 
 
学習指導の世界でも、すでにビッグデータ分析によって、その子に本当に必要な、レベル的にも最適な問題が自動的に出題されるシステムが活用されています。
 
もちろん、まだまだ教育の世界では、医学のような学術論文は豊富にはありませんし、試験問題、指導法の研究もそれほど多くありません。
だからこそ、私もそこに飛び込みたいと思って、来年の2月に大学院の入試を受けようと思っているわけですが…!
 
ただ、すでに算数・数学、国語など一部の教科・科目では、すでに私の出る幕のないAI教材が存在します。
そしてこれは年々、その領域が広がっていくはずです。
私が子ども達に指導している理科・社会の高速学習も、メソッドにきっちり乗っていけば指導者はまったく不要ですし。
 
特別な指導力を持たない塾や学校の先生はAIにとって替わられる時代が、もう目の前に来ているわけです。
 
 
昔から教師に求められる「五者の精神」というものがあります。

  • 学者…真に学ぶものこそ、真に教えうるものである。
  • 役者…場を作り、信頼感を生むためにプロを演じよ。
  • 易者…悩みと想いを汲み取り、明るい未来を見せよ。
  • 芸者…一流の芸を身につけ、子どものやる気を引き出せ。
  • 医者…子どもの心身の問題を見抜き、癒やせる人であれ。

こんな話。
 
このうち「学者」という部分がいらなくなるかも、という話です。
 
そうなると、例えば塾の先生も学校の先生も「人間力で勝負!」ってことになりますから、採用の基準も俄然変わりそうです。
 
塾を経営する人は、これから「うちには、こんな魅力的な先生達がいっぱいいます!」的アピールが必要になりますし、講師・先生をする人も「大学を出ていれば大丈夫」とか「ペーパー試験は得意でした」、「独特の学習指導メソッドを持っています」とか、そんな話がまったく通用しなくなりますね。
 
コーチング、メンタリング、リーダーシップ、社会性、コミュニケーション能力といったスキル・能力を核にして、子ども達の生き方全般に関われる人間的魅力と幅の広い知性が求められそうです。
 
あ、これって昔から語られてきた五者ってことか。(笑)
 
ってことは、AIによって浮かび上がってきたのは、昔から語られてきた「本当に先生に必要な力」であり、「最近のゆがんだ教育事情から生まれた先生像」のメッキが剥がれてきたってことだけかも知れません。
 
日本全国の先生方、自分の未来を守るために(?)、一流の五者を目指しましょう!
 
p.s.
親御さんとしても「学者」の部分を教材におまかせできるのであれば、親が「子どもに明るい未来を見せ、やる気を引き出す」存在でありさえすれば、塾は必要なくなりますよね。
 
p.s.2
先生方、雑誌破り、鍵曲げを学びましょう!(笑)

※↑この動画の2分3秒あたりから雑誌破りが…

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